即実践できる「社内評価」を上げるワザ
社内での評価は誰しもが気になるところ。過剰に気にする必要はないが、「悪い」より「いい」ほうが快適なのはまちがいないだろう。というわけで、サラリーマンに「社内評価」を上げる方法について聞いてみた。
まず多かったのが、「行動はとにかく早く」という実践的なものだ。「即実行、即やる。どうせいつかはやるなら、早いほうがいい」(32歳・IT)、「上司の命令を最優先」(27歳・製造)など、質よりもスピードがポイントなのだとか。「たとえクオリティが落ちても、とにかく早く仕上げて上長の判断をあおぐ。そうすれば、すくなくともやり直しがきくので、上司の覚えもよくなります」(32歳・機械)。
また、「時間」に関してもこだわりを持つ人が多かった。「待ち合わせは常に早め」(29歳・食品)、「朝は一番に出社すると高評価」(31歳・薬品)、「打ち合わせや会議に絶対遅刻しないため、司会進行や代表者などの重要な役割を務めることが増えたし、上司にもあてにされるように」(33歳・IT)。プライベートでも「メールの返信が遅いヤツは仕事ができないヤツが多い。これは誰もが思い当たるはず」(33歳・金融)といった意見は前出の「スピード至上主義」と「時間厳守」の法則を見事に体現した言葉だろう。
さらには日ごろから、「周囲の人の好きな飲み物、食べ物を覚えておき、飲み会などの参考にする」(26歳・印刷)と秀吉ばりの気遣いを得意とする人も。またなかには、「出張に行った際は必ずお土産を経理担当に買っていく。落ちにくい交際費も通るし、好印象!」(28歳・食品)といったいかにも旧来的なベタ作戦を展開するやり手も現れた。
結局のところ、自分ならではの得意技をひとつでも持っていれば、社内評価は容易に上げられるのだろう。スピード、時間、気遣いetc.あなたが得意とするワザを意識的に使いこなすのがいいようだ。そのほかにも、週刊SPA!10/25発売号では「社内評価の上げ方」について徹底研究しているので、ぜひ参考にしてみてほしい。
文/犬飼孝司(本誌) イラスト/市橋俊介
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