“東映特撮”好きにはたまらない! 人気声優・神谷浩史&鈴村健一が語るラジオ本制作裏話
文化放送にて毎週金曜日24時30分から放送中の人気番組「東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー」。その初となる番組本『東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー 大百科』が刊行され、話題になっている。今回は、番組のパーソナリティーで、この本の著者でもある声優の鈴村健一氏、神谷浩史氏を取材。出版に至るまでの裏話から(早くも)第二弾の構想まで、たっぷりとお聞きしました!
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――初の番組本『仮面ラジレンジャー大百科』発売おめでとうございます。放送開始から現在まで、2年以上にわたる番組の要素がギュッと凝縮しているこちらの本、初めて手にされたときの感想からお願いします。
神谷:なんかね、急にできたよね。
鈴村:そうだね。最終的な中身のチェックをしたんですが、その後すぐ、「じゃあこれを印刷所に回します」的な事を言われてね(笑)。
神谷:チェックしてから本になるまでの期間が、すぐでした。
鈴村:番組収録の日に、本のオビに入れるコメントを出してって言われたね。
神谷:それが、もう「今すぐ下さい」ってね。えっ、今すぐ? どのタイミングで? って尋ねると「今です!」って(笑)。
鈴村:そうしたら、翌週には本が出来ていた(笑)。
神谷:製作期間って、そんなに長くなかったはずなんですよね。
鈴村:そんな中で、こんなにボリュームたっぷりの本ができたなあ、と思いました。
――内容は、これまでの番組で特に印象的だった2度の「ロケ回」(東映ヒーローワールド回、「KAMEN RIDER THE DINER」・カラオケ回)のグラビアページや、’13年、’14年それぞれの公開録音イベントレポートをはじめ、ゲストトーク、こねたまつりといった番組の傑作コーナー再録など、盛りだくさんでしたね。
鈴村:手に取ったとき思ったのは、これは自分が関係していなくても即買ってしまうタイプの本だと(笑)。番組の内容も詰まっているんですけれど、東映特撮テレビ作品の「年表」や「東映特撮ヒストリー」「作品解説」といったデータベース的な側面もあって、東映特撮のおいしいところが入っているいい本です。
神谷:立派な本だと思いましたね。作っている最中に僕らが目にしていたのは、インタビューをはじめ自分たちが関わっている部分だけだったでしょう。全体がどういう風になっているか、想像もつかなかったんです。僕らのインタビューだけでこのページ数が埋まるわけではないだろうから、どうなるんだろう? ってね。
鈴村:どのページも濃厚で、読み応えがあったね。
神谷:完成した本を読んだとき、「こういう本作ってもらってよかった!」と思いました。ラジオ番組本って、難しいんですよね。ラジオってわりとクローズなものですから、番組を聴いている人たちしかわからない内容だったりすると、それ以外の人たちからは抵抗感を持たれかねないと思うんです。ところがこの本は、ラジオ番組の本ではありますが、どちらかというと真正面から東映特撮そのものに向き合って作られている。特撮に対する愛情が深いって、本当に感じましたね。
⇒【後編】に続く https://nikkan-spa.jp/797474
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巻頭グラビアからスペシャル対談、コーナー回顧まで、番組の魅力の全てがぎゅっと凝縮された一冊。『東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー 大百科』は全国の書店、オンラインショップにて好評発売中!
<取材・文/秋田英夫 撮影/尾島翔太>
『東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー 大百科』 カラーグラビア、ロケ回・公録リポート、巻頭特別対談、出演者による東映特撮スペシャルセレクト、さらには、ゲストトーク、こねたまつりなど、番組の全てがここに! |
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