日本刀女子、「入門者・中級者・上級者」の違いってなに?
もはや飽和状態の○○女子ブーム。「○○女子」もこれだけ増えると、受け入れ側の反応だけでなく、女子間でも思い入れの度合いに差があったりする。
ゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』(以下、『刀剣乱舞』)により目立ってきたのが「日本刀女子」。ゲームをプレイし、擬人化された名刀キャラを愛でるのが「入門者」。
「短刀は少年姿で、脇差し、打刀と少し長くなると青年に。太刀や大太刀は長身男子……というように、刀の長さなどもわかりやすく擬人化されています。プレイするだけで、名刀の個性や魅力がわかるので、そこからキャラクターのもとになった実物に興味を持つ女性も増えてきました」(歴女子会主宰の磯部深雪氏)というように、実物の名刀にハマり、各地の美術館、博物館を訪れるようになると「中級者」になる。
「実物がある刀剣は逢いに行けます(笑)。また審神者(さにわ)と呼ばれるプレイヤーは、自分の本丸の刀たちを始め、ほかの刀剣にも興味を持ち、保管・保存のために寄付をする人もいます」(同)
そこまで行けば立派な「上級者」。甲冑体験や刀エクササイズなどまで始めたら最上級だ!
― 増殖する[○○女子]は複雑怪奇になっていた! ―
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