お金持ちは「カネで時間を買って、その時間でさらに稼ぐ」
今回、1億円以上の資産リッチな人&年収3000万円超の高額所得者のネオ富裕層の方々に取材を実施。ネオ富裕層の時間とお金の使い方には一定の傾向と共通点があることが判明した!
◆大金を払って時間を買う。その時間でさらに大金を稼ぐ!
<資産13億円・Mayuhimeさん>
借金取りが家に押し掛けるような極貧子供時代をバネに、地道なデータ入力バイトやホステスでお金を貯め、起業。事業を中心に資産を13億円まで増やし、今は年間1億円超をコンスタントに稼ぐネオ富裕層の申し子になった。そんなMayuhimeさんは、その時間を費やしてどれだけのリターンがあるかという「時間対効果」を常に意識してきたという。
「皿洗いなどの家事は時間を奪われるだけでお金を生まないですよね。節約する時間があるなら、稼ぐために時間を使ったほうがリターンが大きい。その時間の使い方も、自分にしかできないことしかしないという信念で生活してきました。
例えば私が17歳の頃、夫と0歳の子の3人で県営住宅に住んでいたのですが、夫の手取りは月17万円で私は無職。そんな経済状況でしたが、『稼ぐためには勉強しなければいけない。そのためには時間が必要』と考え、26年前には珍しい業務用食洗機を30万円で購入。200Vの電気を使うために県に申請し、工事まで施工しました。
皿洗いは道具がしてくれるけど、自分にしかできない技術を磨くための勉強は自分にしかできないですから」
親戚からは「そこまでして横着したいのか」と非難されたが、一日2~3時間の仮眠以外は家族の相手と勉強だけに費やし続けた結果、事業は大成功。30万円の出費は十分に回収できた。
Mayuhimeさんは時間と同様、お金は1円でも無駄にしない。資産10億円超のネオ富裕層となった今でも、その徹底した意識は変わらない。一例がポイントカードの活用だ。
「時間対効果を考えると、ポイントカードは効率がいい。だって、持ち歩いてケースから出すだけですから。この数秒の積み重ねで500円分、1000円分の何かで返ってくるのに、ポイントカードを出さないなんて、お金を捨てているのと同じです。
出すだけで年間何万円分もの商品券がもらえるクレジットカードも、お金を稼いでくれている立派な道具です。『いいじゃん、それくらい』と言ってお金を捨てる人は一事が万事そうだから、お金が貯まらないんです」
【Mayuhimeさん】
主婦業の傍ら、各種事業とFXで年間1億円を稼いでいる。『「稼ぐ力」を養うお金の教え60』(扶桑社刊)で述べているマネーリテラシーは必読
― 資産1億円超・ネオ富裕層の[お金が増える]生活習慣 ―
『「稼ぐ力」を養うお金の教え60』 成功する人は常に成功する考え方をしている |
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