ばくち打ち
第1章:勝てば幸運、負ければ実力
【あらすじ】
新宿歌舞伎町のアングラ・カジノで生きる、しがない博奕(ばくち)打ち・竜太。行きつけのカジノ・クラブ『モナコ』では、子連れの博奕打ち・俊介や、バカラ依存の男・額田ら、さまざまな人間が「合意の略奪闘争」を繰り広げている。そして、竜太の「スポンサー」であり、まだ20代のキャリア・ウーマンの真希もまた、いつしか鬼畜の賭博・バカラに嵌まり、竜太とともにオーストラリアのクラウン・カジノへ――。自身も40年間、カジノを生業としてきた著者が、ゲーム賭博に魅せられた者たちの容赦なき闘い・欲望・葛藤を、世界のカジノを舞台にダイナミックに描く。
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2011.02.24 |
第1章:勝てば幸運、負ければ実力