一つ言葉にすれば 一つ何かが変わる(5)
『一つ言葉にすれば』
ゴールデンウィークも終わり、いよいよ編集作業も「最後の直線」に差し掛かった。 日に日に「よくなっていく」実感を藤田さんもデザイナーも私も共有していたと思う。 ゴール直前。あと一踏ん張りである。 編集作業の最後に、「あとがき」の後に、藤田さんがこれまでに作った曲のタイトルをすべて掲載することにした。 デビューから14年間で作った曲数はかなりのものだ。そしてそれはすべて作詞・作曲:藤田麻衣子である。「オーケストラとともに歌を歌いたい」という夢とともに、藤田さんがこだわってきたのが、この「作詞・作曲:藤田麻衣子」のスタイルでもある。 1ページで収まるのか? なんとこれがぴったり1ページで収まったのである(というか収めたのだが、藤田さん風に言うと「いい感じ」だ)。 小さな活字で並んだタイトル。 この本に収めるために作ったものなので、藤田さんも、この本を出すにあたって初めてこうした楽曲リストを作ったことになる。このリストには、いわばこれまでの藤田さんの歩みが集約されている。 感慨もひとしおであったと思う。 でもこれは一つの区切りにすぎない。 来年はデビュー15周年を迎える。 本の出版を契機として、自分自身と深く向き合った藤田さんは、今後どうしていくのかという未来予想図のようなものを描いて、これからも素敵な歌を作り、歌い続けてくれるだろう。 to be continued 藤田麻衣子著『一つ言葉にすれば 一つ何かが変わる――願いが叶っていく58の気づき』(育鵬社)、6月2日発売。 乞うご期待! (文・育鵬社編集部O)
『一つ言葉にすれば 一つ何かが変わる 願いが叶っていく58の気づき』 切ない恋愛ソングや人生の応援ソングなどで若い女性を中心に老若男女の幅広いファンを持つシンガーソングライター藤田麻衣子、初の書下ろしエッセイ。 |
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