詐欺師に学ぶ
[悪魔の人心掌握術]

許永中から二瓶絵夢、巷のプチ悪人まで 一発で他人の信用を勝ち取る“人たらし”の奥義を研究 二瓶絵夢容疑者らによる不動産詐欺事件、L&Gによるマルチ事件など、人々の耳目を集める詐欺事件が相次いだ。この手の詐欺事件については誰もが思う。 「なんで、そんな胡散臭いヤツの言うこと信用するかな~」 しかし、それは後知恵というものだろう。そこには、何かしら人を信用させてしまう要素があったはずである。大物に取り入り、後々に“カモ”となる人々を幻惑するテクニックがあったはずである。それは何か? つまり、詐欺師たちはいかにして人の心を掴むのか? その答えは、人間心理という深い部分に根を持つはずである。