素人の大量参入で市場は過熱中。 最大の難関「明け渡し」の攻防や法外なリフォーム代を請求される”留置権”などの罠を徹底取材！ 世は空前の競売ブーム。各地方の裁判所がネット検索に対応したり、広告を積極的に打ったりとＰＲに力を入れはじめているからだ。実際、住宅情報誌の巻末を見てみると、日比谷線六本木駅徒歩６分のワンルームマンションが８８２万円！　有楽町線氷川台駅徒歩10分のマンション（２ＤＫ）に至っては何と５７５万円！　この激安価格に惹かれ、一般人の入札も急増中なのだ。しかし、競売の世界はいまだ魑魅魍魎の世界。落札したら、すんなり入居できる……と思っているアナタは甘い！　競売物件の95％以上は落札しても、そこに他人が住んでいるのだ。基本的な物件選びから入札方法、さらに立ち退きにいたる攻防まで、小誌ライターの体験をもとに徹底リポート！