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ラブホに「1日4回来店した」謎の女性客。部屋に残された“手書きメッセージ”の内容に驚き

 ユニークで豪華なインテリアやテーマルーム、そしてジャグジーやカラオケなどの充実した設備により、非日常感が味わえるラブホテル。胸を高鳴らせ、甘い時間を期待しながら来店する人が多いことだろう。  福岡の繁華街にあるラブホテルで、ベッドメイクとフロント業務を5年続けた天野翔子さん(仮名)は、受付時にお客様の様子を見て部屋の利用時間の想像がつくのだそうだ。
残されたメモ

※画像はイメージです。以下同

長年勤務の従業員でもわからないこと

「長いことラブホテルで勤務していると、なんとなくお客様の利用時間がわかってきました。  もちろん例外もありますが、『“夜のデリバリーお姉さん”が到着するまで、ロビーでチェックインを待つ男性は最短ショートタイム100分以内だな』とか、『食べ物を買い込んで来たカップルはノータイム(長時間利用)だな』などなど……」  しかし、そんな大まかな予測もつかないのが、マッチングアプリなどで“その日に出会ったであろう男女”のお客様だそうだ。 「カップルではなく“その日に出会ったであろう男女”の女性は、やるコトが済んだらさっさと帰りたそうな雰囲気が滲み出ているものなんですが、男性の車に乗せてもらって来ている人が多く、“夜のデリバリーお姉さん”のように女性だけ先に帰ることは少ないんです。  そのため、最短利用時間の100分ショートプランを選択しても、時間を大幅に余らせて2人同時にチェックアウトするお客様もいらっしゃいます。なかにはたったの15分でチェックアウトするお客様もいらっしゃいました」  今回は、たった15分でチェックアウトするという常連の女性客のエピソードをご紹介しよう。

利用時間たった15分の女性客

 いつもたった15分でチェックアウトする女性客とは、一体どんな人物なのだろうか。 「その女性客は、茶髪で背が低く必ずミニスカートを履いている20代の女性。彼女は毎回違う男性と来店して必ず15分以内にチェックアウトしていました。さらに驚くのは、前の男性とチェックアウトした数十分後には、別の男性をホテルに連れて来ることもよくあったんです。  彼女は“夜のデリバリーお姉さん”とは雰囲気が少し違っていて、おそらくマッチングアプリでマッチした男と遊びまくっているのだと思います。  かわいらしい外見だったのでマッチする男が途切れることはないようでした。いつしか彼女はホテルの常連客となり、『矢口』というあだ名が付けられ、スタッフのなかでは認知される存在となりました」
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矢口さん脅威の4回転にスタッフも限界
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編集プロダクションA4studio(エーヨンスタジオ)所属のライター。興味のあるジャンルは映画・ドラマ・舞台などエンタメ系全般について。美味しい料理店を発掘することが趣味。

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