解散? 一夫多妻制アイドル・清竜人25を直撃「中野サンプラザのワンマンで一区切りということで…」

 センターを務める“夫”以外のメンバーが全員“妻”という「一夫多妻制」を標榜し、ソロアーティスト清竜人が立ち上げた前代未聞のアイドルユニット「清竜人25」。テレビ番組『バズリズム』(日本テレビ系)では、音楽シーンの最前線で活躍する85人へのアンケート調査をもとにした「コレはバズるぞ2016」で、若手アーティストのなか9位にランクイン。’14年に始動し、今年4月9日に中野サンプラザでのワンマンライブを控える注目のユニットを直撃した。

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清竜人25

(写真左から)清桃花、清亜美、清咲乃、清竜人、清可恩、清美咲、清優華

――ユニークな「一夫多妻アイドル」というコンセプトは、どういうきっかけで思いついたんですか?

清竜人:もともと仕事現場に女性がいなくて、「仕事がつまんないなぁ」と思っていたんです。だから、職場に花を持たせたいなと。女のコと何かして、それがクリエイティブで、さらに自分も楽しめてということを考えると、こういう形態に行き着いたんです。

――そんなに職場に女のコがいなかったんですか?

清竜人:スタッフはほとんど男なんですよ。今どき、会社で同僚の女のコに抱きついたら、セクハラですよね。

――完全なセクハラですよ。

清竜人:僕は、仕事でやってるんで(笑)。

――「一夫多妻」のアイドル生活は、充実したものですか?

清竜人:総合的に考えると、楽しいほうが上回っているかもしれない。

清優華(第7夫人):うわっ、うれしい!

清竜人:でも、やっぱり大変なことはありますよ。普通に仕事をするにしても7人で行動するわけだから。今までずっとソロだったので、やっぱりグループで活動することの大変さはありますね。

清優華(第7夫人):家族みたいな感じだから、夫人同士で争いも全然ないし、むしろ仲がよくて、夫より仲がいいぐらいかもしれない。

清竜人:そんな寂しいこと言うなよ……。

清優華(第7夫人):だから本当に平和だよね。

清竜人:まあね。

――竜人さんは、お気に入りの夫人がいるわけじゃなく平等に接しているんですか?

清竜人:うん、平等に接しているはずです。これから、どうなっていくかわかんないですけど。

清美咲(第4夫人):どうだか、どうだか。基本的に平和なんですけど、何ですかね……。

清竜人:でも俺、別に贔屓は誰にもしてないでしょ?

清優華(第7夫人):うん。

清美咲(第4夫人):うん。単純に「かわいい」って言われる回数が多いのは、彼女(優華)。

清優華(第7夫人):まだ新婚だから(第二次オーディションにより新加入)。新婚じゃなくなったら、絶対もう言われないですよ。

清竜人:その分ね、「かわいい」って言ってあげられてないでしょ。

清美咲(第4夫人):ああ、そういう考えだったの。

清優華(第7夫人):すごい! その分、言ってくれようとしてるの。

清竜人:そう、そういうこと。

清竜人25――竜人さんはもともと1人で活動されていたじゃないですか。今まで女性ファンが多くて、恐らく男性のファンが一気に増えたと思うんですけど、音楽的なアプローチで変えたところはありますか?

清竜人:もちろん一貫している部分も自分ではあると思っていますけど、やっぱりソロの頃から1枚、1枚、セパレートして作風を変化させてきたので、今回は今回で、もちろん音楽性は、25として変えているつもりはあります。でも音楽性って言っても、アイドルの音楽なんか、基本、全ジャンルを網羅していますよね。レゲエもあるし、ヒップホップもあるし、今どきなんでもあるから、それはテイストっていうだけで、基本はもうアイドルポップだとは思っています。その中に、いろんなテイストがあると思いますけど。

――3月2日にはニューシングル『LOVE&WIFE&PEACE』が発売され、NHKの「MUSIC JAPAN」にも出演され話題となっています。

清竜人:下着メーカーのワコールから2月に出る新商品の企画で、そのテーマが“ラブ&ピース”にかけて、“ブラ&ピース”っていうキャッチフレーズがあったんですよ。そのキャッチフレーズのもとに、何かちょっと発想を膨らませてもらえませんかっていう話だったんです。ラブ&ピースだから、うちのパフォーマンスも、どっちかっていうと、ハッピーで多幸感があるものを売りにしている側面もあるので、「ラブ&ピース。ああ、ヒッピームーブメントとすごく相性がよさそうだな」と思って。よく考えると、一夫多妻っていう、このコンセプトも、ビジュアル的にも面白そうだなと思ったんです。

清竜人25――竜人さんの曲づくりは、どういった感じで進んでいくんですか?

清竜人:僕はもう、無理やりつくるタイプですね。捻り出すタイプです。

――自分を追い詰めてってことですか?

清竜人:うん。まっ、カッコよく言えばそうなんですけど(笑)。カッコ悪く言えば、締め切りギリギリまで何もしない。

清美咲(第4夫人):困っちゃうよね。

清竜人:締め切り直前まで他のことをやっていることが多いです。結局、その締め切りも守れないんですけどね(笑)。でも、ものすごく苦しんで曲を書くみたいな経験はしたことがないかもしれない。どちらかというと安産型ですね。そんなに苦労したことはないかな。

――曲が降りてきてから、詞を付ける感じですか?

清竜人:そのほうが多いですね。曲、詞、同時の場合もあるし、詞先(しせん)のときもありますけど。あっ、でもメロディーからのほうが多いですね。

――今回のシングルは安産だったんですか?

清竜人:今回は、だいぶ締め切りを逃した気がします。難産だったのかな(笑)。やっぱりこういうのって、僕的には、夏休みのホームワークみたいなものでやっているんで、タイプは分かれますけど、やっぱり2学期が始まってからじゃないと提出できないというか、やり出せないタイプなんで。

――2学期が始まって、1週目は、まだ許してもらえるっていう。

清竜人:ねえ、ありますよね。そうやって音楽業界を乗り越えてきました。最悪、まあ延期でもね、なんとかなるけど。ねっ。

清美咲(第4夫人):ダメです(笑)。

――さっき清竜人さんもおっしゃったんですけど、今までアルバムごとに作風を意図して変えていたわけですよね。

清竜人:そのとき、そのときに「やりたいな」ということをやっていて。それと単純に、アーティスト、ミュージシャンがアルバムを1枚出して、次に2ndアルバムを出して、3rdアルバムを出してと、まったく同じものを出そうとする人は、もちろんいないですよね。「1stでこういうことをやったから、2ndではこういうことをやろう」という。そこはまったく一緒で、「前とは違うことをやろう」っていうことをやっているだけで、それが単純に僕の場合、個性として振り幅が出ているだけかなという感覚なんですけどね。だから今回の中野サンプラザのワンマンで一区切りということで……。

清美咲(第4夫人):解散?

清竜人:だって4月9日以降のスケジュール聞いてないでしょ?

清優華(第7夫人):確かに聞いてない!

清竜人:それはどうなるか、楽しみにライブに来てほしいですね。

●清竜人25 コンサート2016春
4月9日(土) 開場16:00/開演17:00 @中野サンプラザ
http://www.kiyoshiryujin.com/25/ ※チケット SOLD OUT

<取材・文/神田桂一 撮影/我妻慶一>

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