SKE48柴田阿弥ラストインタビュー「私のお手本は高橋愛さんでした」
8月31日にSKE48を卒業した柴田阿弥。AKB48選抜総選挙では2度選抜入りを果たすなど、人気メンバーに成長したひとりだ。そんな彼女に当初より注目し取り上げてきたSPA!が、最後になにもしないのは如何なものか!という想いもあり、最後のインタビューを敢行。日刊SPA!で公開する。
――シンプルに思い出深い曲と今回いただいた曲を披露して終わりにすると。
柴田:はい、サラッと。
――そこに込めた思いってなんだったんですか?
柴田:ありがたいことに卒業感謝祭をやってもらえたから、ユニットをやってみたいとか、この曲やりたいとかっていうのはそこで全部やりきれたんです。劇場公演は私のなかで、6年間立ち続けた集大成を見せたくて。だからなるべくいつもと一緒の公演をお届けしたいなという気持ちがあったんです。
――そうだったんですね。卒業感謝祭でいえば、ライブのド頭に出演することができなかったミュージカル「AKB49」と選抜入りできなかった「美しい稲妻」ネタを最後にこすってくるのは、すごいなと感じました。柴田さんって黒さみたいのをキャラとして持ってたと思うんですが、ここでもキャラを出そうとか相当練ったのかなって。
柴田:ま、私にしかできないことなので、49と稲妻は(笑)。あと、なんか面白くしたいなって思ったんです。みんな「あうんのキス」とか、総選挙で初ランクインしてアンダーガールズのセンターを務めた「愛の意味を考えてみた」とか、SKE48で初選抜入りした「賛成カワイイ!」が1曲目だろうと思ってそうだから、ちょっと期待を裏切りたくなっちゃったんです。
――なるほど。「サプライズなんてするから苦しくなるんだ」と冒頭に言っておきながら、自分が裏切りに走ると。
柴田:そう、楽しんでほしいなって思って。
――SKE48として最後のインタビューを本日できればと。
柴田:ありがとうございます、ほんとありがたいです。
――実際、卒業感謝祭と卒業公演を終えてみての率直な気持ちというところから聞ければなと思うんですが。
柴田:卒業感謝祭は、私の好きなことができたので本当に楽しくてあっという間でした。同じ時期に美浜海遊祭とか新公演のレッスンとかいろいろあって、リハも結構時間がタイトだったんです。大変だったと思うけどみんな頑張ってくれて、特に研究生の子は本当にたくさん覚えてくれました。多分、公演以外のイベントでは今までで一番出演曲が多かったとは思うんです。フルで出てくれたし新しい曲とかも一生懸命覚えてくれてありがたかったです。私にとっても本当にいい思い出になりました。もう、出し切りましたね。
――感謝祭でいろいろとやっていたので卒業公演はどうするのかって気になりましたけど。
柴田:感謝祭で全部やりたいことやりきったので、劇場公演はいつもどおり終われたらなっていう気持ちの方が強くて。感謝祭では「あうんのキス」の衣装はドレスだったし踊りもフリーだったので、卒業公演のアンコールでは同期の4期生と曲の衣装を着て踊った姿をみてもらいたいと思ってやったのと、あとは卒業ソングで終わり。それ以外は通常どおりでした。
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