街に潜む風俗嬢の見つけ方[コラムニスト木村和久]
―[木村和久の「オヤ充のススメ」]―
― 木村和久の「オヤ充のススメ」その134 ―
好評につき、今度は街で見かける美女の中から、風俗嬢を探したいと思います。最近の風俗嬢は、美しくてスタイルも良く、モデルやキャバ嬢と見分けがつきません。けど、仕事がら覚えた癖や習性がありますから、そこを突いてみると、意外なリアクションで風俗嬢と判明することもあります。
まずは基本をおさらいします。風俗嬢に対して、絶対言ってはいけない言葉を知ってますか? それはもう、このひと言に尽きます。
「チェンジ!」
これは天空の城ラピュタの滅びの呪文、「バルス」級の破壊力を持ち、風俗嬢の全人格を否定する言葉とされています。美人風俗嬢は滅多に言われたことがないから、関係ないだろと思うかもしれませんが、言われたことがないからこそ、逆に言われたらショックなのです。というわけで、そこはかとなく魔法の言葉を投げかけてみましょう。
「ジャイアンツ、8回の裏、満塁のチャンスでバッター阿部、三振、チェンジです」
なんて中継がテレビから流れて来たら、「チェンジかよ~くそ~」と大声を出して不満げな顔をしましょう。その時、傍らにいた女性がビクッ!としたら、怪しいです。立て続けに「オバマ大統領もチェンジ、チェンジって言ってたけど、もう任期切れでトランプにチェンジか?」と言って、たたみかけます。ここで不機嫌そうな顔をしたら、相当怪しいですね。
続いて気になる女性の前で、「風邪ひきそうだから、うがいするわ」と言って、買って来たイソジンを開け、「これどうやって飲むんだ?」と、つぶやきます。イソジンは薄めて口をゆすぐ、うがい薬ですが、案外使い方は知らないもの。風俗関係者なら、教えてくれるでしょう。もし相手の女性がトボケていたら、イソジンを原液のまま、口の中に入れましょう。そこで「わ~ダメ~」と言ったら、知ってて知らないフリをしたわけで、かなり風俗嬢くさいです。
1
2
この連載の前回記事
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ