更新日:2013年09月01日 16:14

[LINE]銘柄11選を公開

「LINE」の利用者が世界で2億人を突破するなど、爆発的に普及している。ユーザー数がこれだけ多いとビジネスの可能性は無限に広がり、株式市場ではLINE関連銘柄探しに熱が入る。 “第二のガンホー”はここから生まれる! ⇒【前回】[LINE]銘柄が大化けする理由
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◆LINEが新規上場?時価総額10兆円も!? 「LINEの4~6月期は売上高が約98億円。1ユーザー当たりでは月額16円にとどまる。グリーなどのSNSがほぼゲームだけでユーザー1人当たり数百円を稼いだのに比べると、収益拡大の余地はまだまだ大きいでしょうね」(経済ジャーナリストの大神田貴文氏)  先日、LINE本体に新規上場観測が出て話題になっている。 「開発・運営元は韓国最大のネット企業NHNの日本法人。昨年5月に米ナスダックに上場したFacebookは、取引初日の時価総額が約9兆円でした。中国のソーシャルメディア企業、騰訊(テンセント)もFacebookと並ぶ時価総額になったことから、LINEへの期待は膨らむばかりです。会社側から正式に上場予定は発表されていませんが、証券業界では『普及ぶりを考えると、上場すれば時価総額10兆円の値がついてもおかしくない』と盛り上がっています」  LINE本体が上場することになったら、“第二のガンホー”最右翼となるのは間違いない! <LINE関連の期待の11銘柄> 【本命】 ●ネットイヤーグループ(上昇余力5)[ 東マ・3622/100株]  1340円⇒目標6000円 マーケティング支援が本業。子会社を通じてLINE上の販売促進活動を展開し、株式市場ではLINE関連の中心的存在。ほかのLINE関連株にも影響する ●ガイアックス(上昇余力4)[ 名セ・3775/100株]  730円⇒目標3000円 公式アカウント運営を支援。名古屋証券取引所の新興市場「セントレックス」に上場している。楽天など一部ネット証券の専用ブラウザから注文できないレア銘柄 【対抗】 ●アドウェイズ(上昇余力4)[ 東マ・2489/1株]  34万1000円⇒目標120万円 株式市場ではLINE関連株の大本命視されている。LINEと代理店契約を結び、LINEフリーコインを提供している。広告でも他社に先行している ●メディア工房(上昇余力3)[ 東マ・3815/1株]  16万6100円⇒目標30万円 占いコンテンツが急速に拡大している。携帯電話iモード草創期にコンテンツ供給企業の株価が急伸した連想が働く。女性ユーザーが多く、潜在的な成長性は大きい 【大穴】 ●イマジニア(上昇余力5)[ JQ・4644/100株]  1241円⇒目標6000円 キャラクターや教育コンテンツを提供。サンリオ、バンダイなどと提携し、コンテンツを豊富に供給できる態勢にある。銀行などお堅い取引先も多いのが特徴 ●デジタルガレージ(上昇余力3)[ JQ・4819/1株]  52万9000円⇒目標90万円 LINE向け電子コミックの配信会社メディアドゥに出資。カカクコムの筆頭株主であるほか、ツイッターにも資本参加し、ネットビジネスの勝ち組企業だ 【単穴】 ●ユナイテッド[ 東マ・2497/100株]  2930円⇒目標1万円 ミクシィ株をすべて手放し、スマホ事業に経営資源を集中。「第二のLINE」と呼ばれる自社開発の無料アプリ「ココッパ」が世界中で大ヒットしている ●GMOアドパートナーズ[ JQ・4784/1株]  17万5000円⇒目標70万円 GMOグループの広告代理店。LINEフリーコインの代理店契約を締結。アドウェイズと株価の動きが似ているので、一方が急騰したら連動高になる可能性大 ●メディアシーク[ 東マ・4824/1株]  3万9150円⇒目標10万円 「LINE」にキャラクター配信。ケータイ全盛の時代から、有料コンテンツの開発・配信では定評があり、ユーザーの満足度も高い ●フリービット[ 東マ・3843/100株]  526円⇒目標1200円 スマホ間の無料通話サービスを1か月で構築できる最新システムを開発。待機時のバッテリー消費ゼロなどの新仕様も盛り込み、業界地図を塗り替えるかも ●ネオス[ 東1・3627/1株]  13万6800円⇒目標30万円 LINE関連株の中で数少ない東証1 部上場銘柄。LINEスタンプや電子クーポンがキーワード。NTTドコモ系で経営の安定性が高いのも魅力だ ※株価などのデータは8/14の終値時点のもの 取材・文/SA編集室 横山 薫(本誌) 図版/エフスタイル チャート協力/楽天証券 ― [LINE]銘柄で5倍高を狙え【3】 ―
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