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イケメン評論家が語る“男性地下アイドルイベント”の現状

◆“イケメン”飽和状態に湧き上がる女たちの独占欲
沖直実氏

沖直実氏

 ブレイク間近のイケメンタレントを紹介する「いい男祭り」を主催する「イケメン評論家」沖直実氏によると、「今は“イケメン”を標榜するイベントが飽和状態」だという。依然としてジャニーズの天下は盤石だが、虎視眈々とその座を狙うグループも急増中だ。 「D-BOYSほか、大手プロダクションに所属している場合も多いですが、それ以下の規模になると、小さい事務所に所属するかフリーで活動しています」  当然、舞台やライブだけでは生活が難しいため、ファンはイベントのみならず、オフはバイト先にも応援にかけつける。 「ファンの基本マインドは、“売れない人が頑張っている姿は全力で応援したくなる”というもの。“私だけが見つけた”という選民思想に加えて、母性本能も刺激されるのだと思います。そして距離が近いぶん、マネジャー、母親、ちょっとした彼女感覚になる人も。そこでイケメンたちにもちょっとした勘違いが生じることもあります。メジャーになった途端に醒めるパターンも多いですけどね」  世の中には、自分に自信がなかったり、コミュニケーションが苦手で、合コンに参加できない女性も多い。だが、そういう女性も「男の人と仲良く話したい」という欲求はもちろんある。だから、ジャニーズと違って「気軽に話せる」地下アイドルにハマるのかもしれない。 「大手事務所と違いガードが低いのは事実ですが、ファンの方は節度をもって一緒にイケメンを盛り上げていきましょう」 【沖 直実氏】 ラジオDJ、「イケメン評論家」として各メディアで活躍。’04年から主催する「いい男祭り」では、数々のスターが誕生している 取材・文・撮影/SPA!メンズ地下アイドル取材班 イラスト/子原こう ― [会いに行けるイケメン]に群がる女たち【3】 ―
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