「昨日から一睡もしてない」アピールは中年の始まり!?
「いつも忙しい俺」「人とは違う俺」など直球で恥ずかしい本心を美徳でもって遠回しにアピールするアラフォーたち。だが結局は、本心は丸見えで、同僚後輩世代にとっては不快なだけ。11/12発売の週刊SPA!に掲載されている特集『[人を不快にさせるアピール]ワースト80』では、その「中年の始まり」ともいえるハンパなアピールを、25~35歳の男女200人に「不快と思うかどうか」のアンケート調査を敢行。3人に1人が不快だと感じたものを厳選し、不快指数で逆格付けをしてみた。
まずは、「男がしがちなウザいアピール編」の一部を見てみよう。
「俺、昨日2時間しか寝てないから、ツラいわ~」
こんな何気ない自己主張ひとつでも、「企業戦士気取りとか時代遅れもいいとこ。自分一人が頑張ってるとでも言いたいわけ?」(30歳♀・商社)とそしられる現代社会。本人に悪気はなくとも言葉の裏に潜む自意識を見抜かれて白眼視。自己アピールは予想以上に危険な代物なのだ。
そして、“アンチ大衆アピール”は総じて分が悪い。
「『結婚に向いてない』って、自由人だって言いたいのかな? それって自由と無責任を履き違えてるんじゃない?」(31歳♀・製菓)、「『半沢直樹』で盛り上がっていたら上司が『俺、最近テレビ見てないなあ』って。まず見てないなら話に入ってくんなだし、そもそも“テレビ見てない”って何アピールですか?」(33歳♂・自動車)など、「イタい人だからそっとしておこう」と、翌日から腫れ物扱いされても仕方がない。
また“自虐で自慢”も気をつけたいところ。オブラートに包んだつもりでもナルシシズムは丸出し。
「『いつもラフな格好』の自分は社畜じゃないって? その襟立てポロシャツのほうがよっぽど目障りなんですけど」(28歳♀・製薬)「『学歴なんて関係ない』と言いつつ、学歴ネタに誘導したいのが見え見え。いい歳してそれしか自慢できるものがないのかと、悲しくなってきます」(31歳♂・メーカー)
こうした批判は、若い世代になるほど顕著。軽口ひとつで後輩から総スカンなんて事態も、十分考えられるのだ。
「男がしがちなウザいアピール」はほかにもたくさんあるので、ぜひ本誌で確認してほしい。同僚や後輩が選んだ「ウザいアピールワースト3」は果たして何か? また、「女がしがちなウザいアピール」「SNSでありがちなうざいアピール」もあわせて堂々掲載。合計80の「ウザアピ」を見て、明日から何もしゃべれなくなったら、あなたはすでに立派な中年だと思われます! <取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/市橋俊介>
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