男性ビジネスマンの80%が「韓国嫌い」
現在35歳の読者が学生だった頃、つまりほんの十数年前まで「韓国が大嫌いだ!」という日本人はそう多くなかった。ところが今や「嫌韓派」は堂々たるマジョリティ。夕刊紙は嫌韓記事を日々連発、韓国批判がテーマの新書はたちまち増刷。一体なぜか? それを検証すべく、’00年代以降に起きた韓国関連の主な事件をピックアップ。300人アンケートから「当時、韓国への反感が増した」と回答した人の割合を年表にまとめたところ、’11年頃を境にムカツキ度が加速していた。
Q:韓国についてどう思いますか?
【男性ビジネスマン100人】
・大嫌い:45人
・どちらかと言えば嫌い:35人
・どちらかと言えば好き:17人
・大好き:3人
【学生100人】
・大嫌い:28人
・どちらかと言えば嫌い:27人
・どちらかと言えば好き:32人
・大好き:3人
【専業主婦100人】
・大嫌い:27人
・どちらかと言えば嫌い:28人
・どちらかと言えば好き:32人
・大好き:3人
<年表>
◆2001~2006年韓国ムカつき事件簿
※%の数字は「当時、韓国に対する反感が増した」と回答した人の割合
【’01年】
●『新しい教科書』の内容に対し、韓国が抗議&内容修正を要求
内政干渉レベルの迷いなき反抗。当時は日本国内の有識者からも「加害の記述を後退させた!」などの批判があり、日本での反応は今では考えられないほど薄め:19.3%
【’02年】
●サッカーの日韓ワールドカップ開催
※現在の嫌韓の源流を作った記念碑的事件
日韓友好のお題目とは真逆の方向へ突き進んだ負のターニングポイント(詳細はhttps://nikkan-spa.jp/539571)。「当時は義憤に震えた。あれこそが大きな一歩だった」(38歳・自営業):23.7%
【’03~’04年】
●『冬ソナ』ブーム
来日ヨン様に狂喜する主婦軍団へ、冷ややかな視線も降り注いだ。メインカルチャー「韓流」に対するサブカル「嫌韓」の橋頭堡がここに築かれたのである:10.7%
【’05年】
●島根県「竹島の日」制定に対して、韓国で大規模抗議デモ
韓国政府は竹島への民間人上陸を解禁。今や愛国者感涙の観光地だとか。以後「独島を取り戻せ」デモは恒例行事に。’08年には日本の国鳥・キジをハンマー撲殺祭り!:58%
●マンガ『嫌韓流』出版
「嫌韓」の概念を一気に広めた問題作。同書は新聞社の紹介するamazon売り上げランキングから排除されるなど、マスコミにおける韓国の取り扱い方も露わに:15.7%
~第1次嫌韓ブーム@インターネット~
●16社の輸出用キムチから寄生虫卵が検出される
土中の人糞、動物の糞尿が感染源と見られ、衛生管理の問題や意識の低さが露呈。東京新聞のコラムは「なあに、かえって免疫力がつく」と無理やりフォロー:24%
【’06年ごろ】
●ネットニュースの「まとめサイト」で韓国系の記事が増えだす
嫌韓人口の増加とともに、韓国の実態?を伝えるまとめサイトが多数出現。「トンスルや韓国起源説などのユニークな韓国文化は、ここで知りました」(40歳・主婦):30.7%
⇒「2007~2013年韓国ムカつき事件簿」に続く
― 日本人はなぜこれほど韓国が嫌いになったのか?【1】 ―
『嘘だらけの日韓近現代史』 日韓近現代史の「真実」を明らかにすることで、厄介な「隣人」の正体を描きだす |
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