日本にもポーカーブームが到来!?
世界的なブームになっているポーカー。カジノ解禁前の日本国内でも競技人口は増加の一途。“ボロ儲け”を目指しポーカーを始めるなら、今しかない!
◆日本にも、アジア最大規模のポーカーイベントが実現した!
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=695759
絶えやまないチップの音に歓喜と悲鳴の声が交錯――5月24日土曜日。東京ビッグサイトの一角は、異様な熱気と興奮に包まれていた。
AJPC(全日本ポーカー選手権)の本戦。全国各地から集結したおよそ2500人のプレイヤーたちは、前週までに行われた予選で373人に絞られ、優勝賞品であるWSOPメインイベント参加権(180万円相当)を目指して知力と体力をぶつけ合う。
正式名称は「テキサス・ホールデムポーカー」(※参照:5分でわかるルール解説 https://nikkan-spa.jp/692453)。世界的にみても最も人気があり一攫千金のチャンスがある。その証拠に、通算獲得賞金が1億円を超えるプレイヤーは1000人以上も誕生しているのだ。
「ポーカーといえばドローポーカー(各自が5枚のカードを持ち役を競い合う)しか知らない日本人の間ではマイナーな存在でしたが、ここ数年、競技人口は右肩上がりに増え続けています」(AJPC代表・佐々木康裕氏)
それはテーブル数35台と、一斉開催されるトーナメントとしてアジア最大規模となった本大会を見ても一目瞭然。ブーム到来の要因、そして儲けの可能性を探っていこう。
◆AJPC2014本戦にみるポーカーブーム到来の可能性
AJPC本戦、9人で始まったファイナルテーブルも残り7人。大量チップを持ち、参加率を増やしていた田中裕也選手がプリフロップで2万点をコールしたところ33万点のオールインに直面。
田中選手、小考の後、KJでコール。結果、フロップにKが落ちて大量得点。流れをものにしたと感じた記者は、直後の休憩中に田中選手を直撃した。
「単純な勝率でみれば厳しいですが、負けてもチップは十分残るし、勝ったあとの副産物(タフコールを見せて、相手の積極的なプレイの余地を減らす)のほうが大きいと思いました」
ポーカーで勝つ道は、勝った負けたの繰り返しではない。「テーブル心理を有利に持っていくことも重要」という勝負眼。結果、田中選手が主導権を握り、トーナメントを制した。主にスキルを磨いた場所はアミューズメントポーカー店(※下記参照)だというが、大会全体を通して、上位に残った選手は国内のアミューズメントで鍛えた面々ばかり。カジノのない日本でも、スキルを向上させるスポットは確実に増え続けていることを、改めて実感した。
【アミューズメントポーカー店とは?】
カジノのない日本でポーカー人口が増えたきっかけとなったのが、アミューズメントポーカー店という存在。もちろん金銭を賭けるわけではなく、チップはすべてプレイマネーとして扱われる。「それじゃ真面目にプレイしないんじゃ……」と思うかもしれないが、各店が海外のポーカーイベント、カジノ等と提携し、トーナメントで上位になれば、賞品として海外トーナメントへの出場権も得られる“プライズ”という仕組みを確立。本特集で紹介したAJPCもその例で、プレイの真剣味も増すわけだ。
●東京deポーカー http://tokyoaa.com
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