デビュー直前に震災が…“東北復興アイドル”Dorothy Little Happy
AKB48を筆頭にアイドル旋風が吹き荒れるなか、次に注目したいのが、“ローカルアイドル”。彼女たちは地元を中心に活躍し、地域の活性化をはかり、ひいては地方から日本を元気にしてくれる。ご当地の名産品や観光PRをするために生まれたゆるキャラ的なユニットから正統派アイドルまで、その特色はさまざま。そこで、全国9都市より厳選した元気いっぱいなご当地アイドルたちをご紹介しちゃいます!
◆一気に注目度がUPした“東北復興アイドル”
宮城県仙台市を拠点に活動しているドロシーリトルハッピーは、KANA(17)をリーダーに、MARI(16)、RUUNA(15)、MIMORI(15)、KOUMI(15)の5人からなるユニット。“オズの魔法使いの主人公・ドロシーのようにやさしくて勇敢でどんな小さな幸せにも気づける女のコたちでいてほしい”という思いから、シンガー・ソングライターの坂本サトル氏が命名した。昨年8月にインディーズでデビューしたのち、今年3月16日にエイベックスよりミニアルバム『デモサヨナラ』でメジャーデビューを果たした。ところがその5日前に大震災が起き、デビューイベントはすべて中止に。
「私たちの住む宮城県と岩手県、福島県では1か月くらいCDショップにCDが並ばなくて、デビューの実感は全然湧きませんでした。でも、震災の1か月後からチャリティライブで東北地方を回って、ライブに来ていたお客さんに『ドロシーの歌を聴いてすごく元気が出たよ』って言ってもらえて嬉しかったです」(KANA)
デビューのタイミングには恵まれなかったものの、今年の夏に東京で開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL 2011~Eco&Smile~」(TIF)で、一気に話題に。
「TIFに出演する前は、ライブのお客さんは多くても100人くらいだったんですが、今は500人くらい集まってくれて、ビックリしました」(RUUNA)
ライブを見た多くの人が彼女たちにハマるワケは、ルックスだけではなく、歌とダンスもしっかりこなせるところか。
「たくさんの人にライブを観てもらって、ドロシーに恋をしてほしいです」(MIMORI)
「仙台には三大名物があって、牛タン、笹かま、そしてドロシーなので、ぜひ仙台に会いに来てください(笑)」(MARI)
夢は「いつか絶対に5人で武道館でライブすること!」(KOUMI)。その成長を見届けたい!
※日刊SPA!では、ドロシーの健気なレッスン風景も公開中
⇒https://nikkan-spa.jp/80967
【Dorothy Little Happy】
ドロシーリトルハッピー。キャッチフレーズは、「聴けばカラダが踊りだす。見ればみんなが恋をする」。12月24日(土)に仙台Rensaにて、クリスマスライブ「☆Dorothy Little Happy 2011☆~ドロシーとあなたのクリスマス物語~」が決定。東京では11月26日(土)、渋谷公会堂にて開催される「アイドル横丁祭!! supported by TOP YELL」に出演が決定。スケジュールなどの詳細は、http://dorothylittlehappy.com
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