美人コンパニオンで振り返る【ニコニコ超会議2015・2日目】
―[ニコニコ超会議]―
「ニコニコ超会議2015」が、4月25日、26日に千葉・幕張メッセで開催された。
今年の来場者数はのべ15万1,115人、公式生放送を視聴したネット来場者数は794万495人となり、「niconico」過去最大の規模で幕を閉じた。客層の大半が10~20代の若者で、女性の来場者も多いことから世間への浸透ぶりがうかがえる。
2日目の26日には、歌手の小林幸子が「超プロレスリング」の最終マッチにシークレットゲストとして登場し、ボブ・サップらを撃破。プロレスのデビュー戦を華々しい勝利で飾った。小林は2013年に「歌ってみた」動画を投稿し話題を呼ぶなど、ネットユーザーからは「ラスボス」の名で支持を集めてきた存在だ。
初日に続いて、でんぱ組.incやPrizmmy☆ら多数のアイドルがライブパフォーマンスを披露したり、田原総一朗や江川達也らが日本国憲法改正の是非を議論し合い、そして陸海空の自衛隊によるトークショーが開催されたりと、会場はまさに「現代の文化祭」と呼ぶにふさわしいお祭り騒ぎだった。
WOWOW「超ボクシング」ブースでは、WBA世界スーパーフライ級チャンピオンの河野公平らによるエキシビションマッチも。闘志むきだしの熱戦にはラウンドガールが華を添えた。ほかにも、SANYOやNHN PlayArtなど各企業ブースに美しいコンパニオンがいるのは、こうしたイベントの密かな楽しみである。
初めて「ニコニコ超会議」を訪れた記者は、10代若者文化の熱量に圧倒され、各ブースを見て回ることで精一杯だった。しかし、来場者がそれぞれ自分の居場所を見つけ笑顔で楽しんでいるのを見るに、カオスゆえの懐の深さを感じることができた。
すでに来年の「ニコニコ超会議2016」開催決定が発表されたほか、今年はニコニコ超会議の地方出張版である「ニコニコ町会議全国ツアー2015」や「ニコニコ超パーティー2015」の開催が控えている。若者の宴はまだ終わらない。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=842883
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