更新日:2011年12月22日 09:51

タイマー付コンセントで賢く節電できる

夏以上に長い時間電気を使うのが冬。では冬の節電を効果的に行うには? ◆待機電力、消し忘れもゼロに近づける 意外と消費電力が大きい照明にも、効果的な節電法が。 「蛍光灯を使った『省エネ球』は、価格は白熱電球の5~10倍ですが、消費電力は4分の1~5分の1程度に抑えられます。LED球も高価なものの、電気代は5分の1程度で、20年近くの長寿命です。製品寿命と価格のバランスも考えながら、自分のライフプランに合った製品を選びましょう」(環境プランナー・村井哲之氏)  無駄な「消し忘れ」の防止や、主電源を落として待機電力を減らすのも、節電法の一つだ。
センサー付コンセント

光センサー付タイマーコンセント(リーベックス、amazonで1750円)

「コタツやホットカーペットなど、消し忘れがわかりづらい製品には、タイマー付きコンセントを利用するのがオススメです」(節約アドバイザー・矢野きくの氏) タイマー付コンセントは1000~2000円台で何種類も発売されている。寝る時間に切れるようタイマーをセットして消し忘れを防いだり、帰宅直前にオンにするなど、便利である。なかには光センサー付きのコンセントもあり、暗くなると自然に暖房器具や電灯がつくようにできる。たとえば留守がちでペットを飼っていると、朝から電灯などをつけて出かける人もいるだろうが、タイマーや光センサーがあればそのぶん節電できる。  料理や入浴で効果的に暖を取るのも、冬の節電では大事になる。 「ぬるめの温度の半身浴で体を芯から温めれば、暖房に頼らずに心地よく眠ることができます。また体を温めるための食事としては、ショウガを使ったスープや、唐辛子を使ったチゲ鍋などが、手軽でオススメでしょう」(同) 【矢野きくの氏】 家事アドバイザー・節約アドバイザー。All About「節約」ガイド。暮らしの効率化、家庭の省エネなどを専門に各種メディアで活動。著書に『幸せな時間とお金を生み出す! シンプルライフの節約リスト』など 【村井哲之氏】 環境経営戦略総研代表取締役社長。環境プランナー。環境経営・コスト削減の専門知識を生かし、講演や各種メディアへの出演等でエネルギーコスト対策、節電アドバイスなどを行う。著書に『エコ節電の教科書』 ― 冬版 電気フリー生活に挑戦!【4】 ―
光センサー付タイマーコンセント

暗くなると自動で点灯、時間がくると自動で消灯

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