「燃料費調整制度」で知らないうちに電気料金が上がっていた
―[冬版 電気フリー生活に挑戦!]―
全国的に見ると、日本は夏の冷房よりも、冬の暖房器具を使う期間のほうが実は長いというのをご存じだろうか。今年は暖冬になると予想されているが、いつなんどき、寒波が来るともわかならい。夏に引き続き、冬の賢い節電術を伝授する
◆節電はコツさえ摑めば意外とカンタン!
節電の呼びかけが幅広く行われた今夏は、電力に関しては大きなパニックもなく乗り切れた。しかし、気がつけば季節は冬に。暖房などで大きく電力を消費しがちなこの時期、我々はどのような心構えをしておくべきなのだろうか?
「夏の場合は、気温が最も高くなる午後の時間帯に、電力消費もピークを迎えましたが、冬は9~11時前後、夕方近くと、ピークの時間帯が2つあります。まずはその2つの時間帯に、電力を極力使わないことを心がけましょう」(節約アドバイザー・矢野きくの氏)
「冬は一日を通して気温が低く、日没も早いため、ピークの時間帯以外でも、照明や暖房などを中心に、電気使用量が多くなりがちです。その意味では、夏以上に節電の努力が必要とも言えます」(環境経営戦略総研・村井哲之氏)

普段どのくらい電気を使用しているのか、またその割合について、把握するのが第一歩。一般家庭では、エアコン・冷蔵庫・照明器具・テレビを制すれば、効果的に節電できる。また、待機電力も盲点なので要チェック ※(財)省エネルギーセンター調べ
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