更新日:2016年12月21日 00:07
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首都圏各駅の“トイレ危険地帯”を徹底比較――混雑度100%超、OPP(おなかピーピー)の人は要注意

秋葉原・浅草・恵比寿:利用者に対して圧倒的に少ない個室

首都圏各駅の“トイレ危険地帯”を徹底比較「漏らしやすい駅」として一番多いのが、利用者が少ない駅でも極端に個室の少ない、あるいは個室の数が充実していても、極端に競争率が高いというケース。  具体的には、駅の構造自体が複雑でトイレが少ない浅草駅は日常的に利用しない人には少しハードルが高い。人混みをかき分けて辿り着いた付近の商業ビルのトイレも男女ともに競争率は高めなので注意が必要だ。  その意味では魔の迷路、秋葉原駅の注意も促したい。三層立体構造の駅を登ったり降りたり。決して駅に個室トイレの数が少ないというわけではないし、駅を出ればUDXもアトレなど大きな商業施設もある。もし昭和通り口のトイレがすべて埋まっていたとしても、ヨドバシカメラに足を向けるのが人情だが……。 「ヨドバシカメラのトイレは激混みです。男子トイレ個室から“戦利品”を開けているような音が聞えた時は、純粋に殺意が湧きました」(事務・男性・30歳)。  ちなみにヨドバシカメラのトイレは居心地の良さから女子トイレの占領率も高いという。
首都圏各駅の“トイレ危険地帯”を徹底比較

恵比寿は“住みたい街”でも“バルで女子会”でも結構だが、胃弱なら深い付き合いは控えたい

 ダメ押しはJR恵比寿駅。利用者に対して個室が圧倒的に少ないのだ。デキるビジネスマンは常に最悪の事態も想定して動くというが、多目的トイレまでフル稼働という状況が常態化しているなんて、悪夢みたいな話だろう。 首都圏各駅の“トイレ危険地帯”を徹底比較

東武練馬:構造的な欠陥を抱えている

 ここでは実際に漏らしてしまったケースを紹介しよう。  東武練馬駅のトイレは池袋方面行きのホームに一ヶ所あるのみで、ホームの端にある地下連絡通路を通って反対ホームへ行く構造になっている。そのため、最後尾の車両に乗ってしまった場合、ホームの端から端まで移動しなければならないのだ。 「便意との戦いは己の精神力を試される意味合いが強いですからね。心が折れたらすぐ負けます。結局とっさの判断でズボンをずり下ろすのと同時に男子トイレの小便器に出してしまい……。何気ない顔して逃げるようにその場をあとにしました」(法曹・男性・26歳)  この男性は小走りで対岸のトイレにやっと辿り着くまではよかったが、唯一の和式トイレが埋まっていた。誰がいつトイレを汚す「加害者」になってもおかしくない。
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駅間隔の長さに苦しめられるパターン
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