チャレンジ店に赴く前にはイメトレを欠かさないという。 「私の場合、挑戦する前には必ずメニューの下調べをして『この料理が食べたい～！』って思い込むようにしているんです。そうやって食欲を高めて、当日はチャレンジ6時間前から何も食べません。コンディションづくりも重要だと思いますよ」 　また、実際にチャレンジメニューに挑んだ記者曰く「食べ始めて10分を過ぎたあたりから味に“飽き”がきて、箸が止まるようになった」とか。その対策に「味を調節できる“味変グッズ”を活用したほうがいい」と助言する。 「テーブルに置いてある調味料を使ったり、頼めば出してくれるお店もあります。昔、持ち込みありのお店だったので私はマヨネーズを持っていったこともありました。あと、チャレンジするときには誰かと一緒にいったほうがいいと思いますよ。ギャラリーがいたほうが燃えるし、いきなり一人で飛び込むのって勇気がいりますから。それで食べられなくても落ちこまないこと。失敗も経験だし、一番大切なことは楽しむことですね」 ●「粉や」メガ盛りお好み焼き 東京と千葉に複数店舗を構えるお好み焼きチェーン。もえのさんは以前、津田沼店で挑戦して成功。約22人前相当の6kgのメガ盛りお好み焼きを1時間で食べきれば1万円を獲得できる（失敗時5000円支払い）。 千葉県千葉市稲毛区小仲台2-2-18 電：043-307-1011 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1100874 ●「豚吉ラーメン」桜島大爆発ラーメン もえのさんによれば「日本最南端のデカ盛りメニュー」だというこちらの品。合計4kgもあるラーメンだが、箸がスルスル進むほど旨くてペロッと食べたそう。30分以内に完食できれば500円割引券が3枚貰える。 鹿児島県鹿児島市上荒田町25-12 電：099-206-0045 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1100875 ●「美智子カレー」メイド・イン美智子 東京の中野にあるデカ盛りメニュー店。濃厚なカレーを5kg近く食べることになるが、キャベツやウインナーなど柔らかい具が多いので思いのほか楽に食べられたという。 東京都中野区本町5-36-10-1F 木内ビル 電：03-5328-7855 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1100877 【もえのあずき】 ’88年、大阪府生まれ。バクステ外神田一丁目メンバー。数々の大食い番組に出演し、優勝。新爆食女王としても活躍している。趣味は株 ― 大食いチャレンジ最前線 ―