熊本地震 別府の風俗街で「ソープ嬢の出勤日が増える理由」とは?
「ほんの一部、隠れて夜中3時まで営業している店もありますが、ほとんどが夜12時にはきっちり閉まるので、お客さんや女のコに被害はありませんでした。店内も備品が倒れた程度で、建物にも被害はなかった。けど、前日賑わっていた人気店などは朝から予約のキャンセルが出て、日中のサービスタイムを狙ってやってくる地元の人も翌日からパタリといなくなった。もう日中足を運んでくれる、ごくわずかな高齢の常連客だけです」(前出の客引き)
ちなみに、別府には「天然温泉をひいているソープがある」と風俗好きの間では以前から話題になっていたようだが、客引き男性によると「『COCO』という店が唯一、天然温泉を引いていたが、数年前に閉店した」とのこと。
実は、別府のソープやヘルスのほとんが外国人を受け入れていない。そのため、外国人観光客の増加で賑わうホテルや旅館とは対照的に、風俗産業は縮小の一途をたどってきたという。
一方で、別府の風俗店で働く女のコに大分出身者は少なく、大半が福岡、熊本、宮崎など近県からの“出稼ぎ嬢”。それだけに、別府風俗の衰退は少なからず他県にも波及するのだ。
結局、頼みの綱は地元民と日本人の観光・出張客。これも一つの復興支援と位置付けて、足を運んでみるのもアリかもしれない。 <取材・文・撮影/SPA!風を読む取材班>
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