頭痛薬の飲みすぎで“頭痛”になる!? 中毒になると危険な「市販の薬」ランキング
日常で多くのトラブルを抱えた我々は、いつでも「手っ取り早い解決法」を求めている。効果があると思えばソレに頼りっぱなしで、いつの間にやら「中毒」状態。だが、何事もやりすぎは禁物だ――その恐怖に迫る!
「常用により耐性ができてしまうと、効果が薄まる薬もある。さらに、それが乱用に繋がると危険です」と警告するのは、薬剤師の深井良祐氏。
「典型例が鎮痛剤ですね。鎮痛剤をいくら飲んでも頭痛が取れない場合は、過剰摂取による『薬物乱用頭痛』の可能性があります。また、長く使い続けることで胃腸障害や腎障害を引き起こすリスクも」
もっともポピュラーな鎮痛剤であるロキソニンに腸閉塞の副作用が報じられたことは記憶に新しい。
男性がよくお世話になる薬といえば下痢止め。しかし、即効性の高い「腸の動きを強制的に止めるタイプ(ストッパ、トメダインなど)」には落とし穴が……。
「下痢には体内の毒素や菌を排出する働きがありますが、下痢止めはその働きを止めてしまうので、食あたりなどの場合は症状を悪化させてしまうことに。また、作用が強いので、常用すると一転してひどい便秘や腹部の膨満感に悩まされる危険性があります」
頭痛薬を常用すると腎臓病になる!【市販薬中毒】
1
2
|
『いま飲んでいる薬が危ない!』 知っておきたいクスリのリスク ![]() |
【関連キーワードから記事を探す】
睡眠薬を求めて病院をハシゴし、ブラックリスト入りする人も…医薬品に依存する心の闇とは
大量摂取すると危ない市販薬5銘柄とは。幻覚、嘔吐、心臓が止まることも…
「10~15錠で幻覚が」過剰摂取すると危ない処方薬5選。市川猿之助事件で使われた睡眠薬も
2010年問題のその後を検証――製薬業界の一斉特許切れ、IPアドレス枯渇、アメリカ政府の標準暗号移行
ヤブ医者に無意味な薬を処方されたかもしれない…1%でも疑問があれば別の病院に行くべき?
「休む」を改革せよ!医学博士が教える最強の休息法5選
「病気ではないのに、体がずっとダルい人」がまずは取り入れるべき“3つの習慣”
「健康診断をサボり気味の人」のほうが長生きできる!? “正常値の維持”にメリットはない
「体重が5kg減って喜んでいたら…」元『とくダネ!』フジアナウンサーが患った“大病”の前兆
陸上自衛隊初の心理幹部が教える「強メンタル」のつくり方。感情の乱れを静める“DNA呼吸法”とは
「隠れインフル」に注意!専門家が教えるインフルエンザ対策の基本
「ペヤング」を健康的に食べる裏ワザ プラス100円で実践できる
「ラーメン餃子セットvs大盛りチャーハン」不健康なのはどっち?
40代は要注意 ガン以外でもっとも危険な病気とは?
ダイエット目的のサウナや水風呂は効果がない?医師に聞く正しい入浴法
“合法キメセク”にハマった33歳男性の体験「普通のセックスに戻れるのか、自信がない」
「効きすぎて怖い」28歳女性、半年で18kg減に成功するも…“やせ薬”の重大なリスク
寝るだけで稼げるバイトだった「新薬治験」の実情。8か月の参加で…
「医療不信ブーム」に踊らされるな! “賢い患者”になるための3か条
日本の製薬会社が抱えている「2020年問題」とは?
「人間が120歳まで生きる」が現実的なワケ。臓器の入れ替えで“若返り”はできるのか
死にも直結する「睡眠時無呼吸症候群」は完治するのか? 居眠り運転、心筋梗塞まで引き起こす
日本人は胃がん発症率が高く、認知症にはなりにくい体質!?
“かぶる枕”で即席のプライベート空間――最強快眠グッズ5種
悪玉コレステロール=体に悪い、は実は間違い!?
“開かずの踏切”5ケ所を巡った。遮断機が下りてる時間のほうが長い…
Windows10のセキュリティをすり抜けるZIP爆弾。自己責任で爆発させてみたら…
「立ち食いそば」の危険性 中国産“毒入りそば粉”は日本に流入しているのか?
危険な中国産マグロ、不自然に赤く輝いていたら要注意
不慮の事故による死亡第1位が「窒息死」なワケ
レスカップルが結婚、子作りを決意したワケは「聖なる夜に走った激痛」だった
頭痛に耐えかねて自殺する人も…激痛を伴う病気ワースト5
頭痛薬の飲みすぎで“頭痛”になる!? 中毒になると危険な「市販の薬」ランキング
大人の水ぼうそう…「帯状疱疹」は夏場に急増