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渋谷直角の原作漫画が、妻夫木聡×水原希子×大根仁監督で映画化決定――『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』

「いわゆる天にも昇る的な気持ちですが、僕は今、監督の命令で、映画に出てくる小道具を美術部さんと一緒にアレもコレもと作っていて、そっちがあまりに大変で、『原作者が、なぜだ?』とも少しだけ思いつつ、とても浮ついたり調子に乗ったりするような感じになれません。毎日ヒエ~と追われながら、一スタッフの気持ちでがんばっております!!」(渋谷)  そして、ヒロイン・狂わせガールを演じるのは若い世代のファッションアイコンとしてはもちろん、数々の映画やドラマで孤高の存在感を放つ水原希子。もともと映画『モテキ』のファンだったこともあり、気合は十分だ。 ⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1115021 「大根監督の『モテキ』のファンでしたので、大根監督の映画に出演させていただけることが決まりとても嬉しいです。衣装合わせの際も、皆さんと息があったコミニュケーションが取れて、すごく楽しい現場になりそうな予感がしています。あかりのキャラクターはとてもエキセントリックで、すごく危ない匂いを感じさせますが、とてもチャーミングで目が離せないような女の子なので、今から演じるのがとても楽しみです。一生懸命頑張りますので、良い作品になるようにみなさんも応援してください」(水原)  衣装合わせでは「モテキ長澤まさみのモテファッションを更新する」と、朝から晩まで大量の衣装を着せに着せまくった大根監督。『モテキ』以来の恋愛エンタテインメントということで、並々ならぬ思い入れがあるようだ。 「原作を読んだ時から、映像化するなら自分が一番向いていると思っていました。『モテキ』のような、恋愛エンタテインメントをもう一度やりたいと思っていたところに、いろいろなタイミングが重なって映画化が実現しました。妻夫木くんは(奥田)民生さんのファンで、まさに“民生になりたいボーイ”。この役を演じられるのは妻夫木くんしかいないし、役作りは既に出来あがっているようなもの。希子ちゃんは今一番のっている女優ですが、秘めているものがあり、まだ見せていない顔があるのでは、と勝手に妄想していました。希子ちゃんをかわいく、エロく、かっこよく“狂わせるガール”として撮りたい。妻夫木くん演じるコーロキの成長物語でもあるので、恋愛要素と男の子の成長、青春物語として両立させていきたいと思います。もちろん奥田民生楽曲もたっぷり使っていきますので、ご期待ください!」(大根)  奥田民生の楽曲が、大根監督の手によって、BGMの枠を超えてどのような役割を与えられ、音楽映画として再編集されていくのかにも注目したい。 <取材・文/日刊SPA!編集部> 【作品概要】 原作:渋谷直角「奥田民生になりたいボーイ・出会う男すべて狂わせるガール」(扶桑社) 監督・脚本:大根仁(『モテキ」』『バクマン。』) 映画タイトル:『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』 出演:妻夫木聡、水原希子、新井浩文、安藤サクラ、リリー・フランキー、松尾スズキ 制作:ホリプロ、オフィスクレッシェンド 制作協力:東宝映画 配給:東宝 (C)2017「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」
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