小説家・加藤シゲアキ、初の長編小説の連載は「めっちゃエンタメしてんじゃん!って驚いてもらえるものを書きたい」
現役アイドル「NEWS」のメンバーにして、小説家。唯一無二の肩書を持つ加藤シゲアキが、6/7発売の週刊SPA!より初の長編小説連載「チュベローズで待ってる」をスタートさせる。題材は、就活、ホスト、サラリーマン。極上の物語の中に、アイドルとして、小説家としての実感を溶け込ませ、エンターテインメントの高みを目指す。
――今年に入り、デビュー作『ピンクとグレー』が映画化、短編集『傘をもたない蟻たちは』がドラマ化されるなど、「小説家・加藤シゲアキ」への注目が高まっています。最新作の発表媒体に、SPA!を選んだ理由は?
加藤:『ピンクとグレー』を出した後、いち早くオファーをくださったのが『SPA!』だったんです。まずは短編でと、短期集中連載で書いたのが「Undress」でした。書き上げた後で、「次は長編を」という熱烈なオファーをもらったんです。
――「Undress」はデビュー版元以外で発表する、初めての小説でしたよね。しかも、それまで加藤さんは“渋谷と芸能界”を題材にした小説を3冊発表していましたが、まさかのサラリーマン小説で。
加藤:編集部の方から「雑誌の主要読者層である、30代から40代のサラリーマンの話をお願いしたいです」って、サラリーマン経験のない自分には大変難しいテーマをいただきまして(笑)。読者層を意識して書くのは初めてでしたね。ミステリー要素多めのエンタメ路線でいったほうがいいかなとか、ゲスい主人公にしたら喜ばれるかもとか(笑)。読者の目も、絶対厳しいと思ったんですよ。「ジャニーズがなんで『SPA!』なんだ? なんで小説を書いてるんだ?」って。そこで「面白いって言わせてやる」って、前のめりで書いたのが良かったと思います。
――その結果、長編連載のオファーが舞い込んだ、と。
1
2
『チュベローズで待ってる AGE22』 歌舞伎町の夜に交わる男と女のミステリー巨編 |
『チュベローズで待ってる AGE32』 すべてを覆す愛と衝撃のラストシーンに驚嘆 |
『週刊SPA!6/14号(6/7発売)』 表紙の人/ 欅坂46 電子雑誌版も発売中! 詳細・購入はこちらから ※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める! |
ハッシュタグ