更新日:2022年07月24日 16:40
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ナベツネ脳内ではいまだに「モガベー」!?

「やっぱり天罰だと思う」「流れでお願いします」など、2011年もいろんな人がいろんな場面でいろんな迷言・珍言を吐きました。というわけで、政治家たちの発言から、三面記事的事件の容疑者たちのコメントまで、全部まとめてご紹介。爆笑&苦笑しながら激動の2011年を振り返ろう! 【スポーツ部門】  昨年のスポーツ界最大の話題といえば、なでしこジャパン。W杯での快進撃に日本中が興奮したが、勢い余って「優勝したら空港で澤にキスする。ホッペじゃなくてリップ(唇)だよ」と言っちゃったラモス瑠偉。本当に優勝し公約実行を迫られると、「本人にするとは言ってない」と澤選手の等身大パネルにキス……って、一休さんか!    また、澤穂希選手が「なでしこクイーン」と呼ばれていることについて質問された「キング・カズ」こと三浦知良は、「結果を残していますから当然だと思う」「もう『ゴッド』と呼んでもいいんじゃないのかな」とコメント。キングとクイーンでペア扱いされるのが嫌だったわけじゃないよね?  同じくなでしこジャパンの丸山桂里奈選手は、ロンドン五輪アジア最終予選のオーストラリア戦を前に「オーストラリアって何でアジアなんですか。顔も違うし」と天然ボケぶりを発揮。でも、気持ちはわからなくもない。 ◆「とりあえずコケます」って、こっちがコケるわ!  一方、悪い意味で話題を呼んだのが大相撲。八百長メールの「流れでお願いします」「とりあえずコケます」「最終的にはすくい投げあたりがベストだと思いますよ~」といった軽い文体にはズッコケた。八百長に関与したとして引退勧告を受けるも無実を主張、最終的に解雇された蒼国来は「解雇を告げられた直後は、ショックのあまりちゃんこもノドを通らず、4日間で10㎏体重が減りました」って、元は何㎏だったんだ。そんななか、報道陣の問いに「ないということしか言えないじゃないですか」と苦笑を浮かべながら答えた白鵬は横綱の貫録というべきか。 ナベツネ,渡邉恒雄,巨人軍会長 プロ野球は震災と原発事故の影響で開幕延期したが、「戦争に負けたあと3か月で選手、監督から試合をやりたいと声が上がり、プロ野球を始めた歴史もある」と早期開幕を主張していたのはナベツネこと渡邉恒雄巨人軍会長。つか、戦争と震災じゃ全然違うし。  優勝したのに事実上の解任となった中日・落合博満前監督は、巨人・小笠原の二千本安打に関して「たかが二千本打っただけだろ」。あわやノーヒットノーランの完封負けを食らった試合後には「どうせならパーフェクト見たかったな」。さすがコメントもオレ流だ。  そしてシーズン終了後には、横浜がDeNAに売却された。ここでもまたナベツネが球団名についてモノ申す。「モガベーっていう子会社の名前を使うのは無理がある」って、それを言うなら「モバゲー」ですから! とツッコむ記者はいなかったんですかねえ。その後も「またモガベーかよ。もういい加減にしてくれよ。モガベーに関心ないよ」と連発しており、ナベツネ脳内ではおそらく今もモガベーのまま。横浜モガベースターズに改称しますか。 イラスト/カネシゲタカシ ― 2011年[迷言・珍言グランプリ]【7】 ―
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