デジタル

価格据え置きでパワーアップ! 新型iMacは何がスゴイ!?

iMac 27インチ 直販価格 15万4800円

iMacがリニューアルした。昨年モデルと同様、21.5型と27型液晶それぞれに2モデルずつラインナップしている。CPUにクアッドコアのCore i5を採用し、グラフィックも強化。パフォーマンスを向上させつつも、なんと価格は据え置きだ。どうせなら大画面、しかもできれば手頃な価格でということで、今回は27インチ3.1GHzモデルの物欲刺激度をチェックしてみた!

 新型iMacの27型液晶ディスプレイは美しい。秀逸なデザインもさることながらLEDバックライトを採用する映像は鮮明で、何より2560×1440ドットと高解像度だ。フルHDと比べても約1.8倍の情報量を表示できる。この液晶だけでも物欲刺激度は高まるばかりだが、スペックも大幅にパワーアップ。  最新CPU「Sandy Bridge」を採用し、グラフィック機能もAMDのRADEON HDを搭載する。動画編集や3Dレンダリングなどヘビーな動作も楽々行えるのだ。また、ウェブカメラは「Face Time HDカメラ」と名称が変更され、ハイビジョンでビデオ通話が楽しめるようになった。  話題の「Thunderbolt」も2基搭載。今のところ対応周辺機器はおろかケーブルも未発売で恩恵は受けられないのだが、10Gbpsもの高速データ転送速度を持つ次世代規格なので、近いうちに活用できる環境も整うはず。  筆者的には、付属マウスの「Apple Magic Mouse」を、無料で「Magic Trackpad」に変更できるのが地味にうれしい。机の空きスペースが狭い人には、このマウスはオススメだ。  ただし、光学ドライブがBD非対応のDVDのみというのは残念。まあ、ここは価格を考え妥協のしどころか。エントリーモデルなら15万4800円と手頃なのはいいのだが、筆者が買うとすれば、Apple StoreでCPUを強化して、メモリを増やし、SSDも搭載したい。ここまでやると30万円前後になってしまう。どの程度のカスタマイズで済むかは、注文時の物欲が決めることになるだろう。  ここ数年、どんどん利用するアプリケーションが減り、クラウドサービスが増えている。ブラウザさえあればOSにこだわる必要がない状況になりつつあるのだ。「Macのデザインが好き」といった理由で、Windowsから乗り換えても問題なし。検討してみてはどうだろう。

背面もすっきりしており美しい。わざわざ背面が見えるように配置したくなる。USBやLANなどのインターフェースは左下にまとめられている

ITライター柳谷智宣の 物欲刺激度 3/3

サブのデスクトップPCが故障したので、ただいま代わりを物色中

■ 編集担当Kの 物欲刺激度 3/3

Windowsマシンばかり4台使い分けているワタクシ。1台ぐらいMacでもいいのだが、MSオフィスをいまだに手放せずMac購入には至らない。別途MSオフィスを買うと、その分だけ似たようなスペックのWinマシンよりも割高になる。物欲は刺激されまくりだか、実際に買うかと言えば、今回もないかなあ。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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