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ゲーム感覚でドーパミンを分泌!「インスタントな幸福感」を得る方法

小さな作業でも目標を決め達成する

 設定した目標を運ではなく努力でどうにかしたい、という人に向いているのは、「週刊誌の袋とじを手でキレイに開けたとき」や「納豆のパックを開けたらフィルムに1粒もつかなかったとき」に得られる幸福感のような「小さな課題・目標を設定し、それをクリアする」ことでドーパミンを出す方法だ。
納豆

「納豆のパックを開けたらフィルムに1粒もつかなかったとき」に得られる幸福感も

 また、フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどにハマる人も少なくないが、これらの「SNSで自分の投稿にコメントがついたとき」に感じる小さな幸福も、報酬系のドーパミンによる部分が大きい。  やる気が起きない人は、ひとまず明確な目標設定をすればドーパミンによってモチベーションを向上させることができる。さらに達成すれば多幸感をもたらしてくれるのだから、ドーパミンはバリバリ仕事をする上でも上手に付き合いたいホルモンなのだ。  ただ、こうしたドーパミン系の多幸感はあくまでも刹那的。USBメモリのような運に左右されるものならばともかく、丁寧にやれば誰でも達成できるような方法だと、一度達成すると次は同じ快感を得られなくなってしまうという。 「目標もクリアできているうちはいいですが、失敗するとドーパミンが役に立たなくなることも。そうしたときに、逆にドーパミンが暴走し、依存症的になってしまうので注意が必要です」(有田氏) 【篠原菊紀氏】 脳科学者。諏訪東京理科大学共通教育センター教授。東京大学、同大学院卒。脳科学、応用健康科学専門。著書に『「すぐにやる脳」に変わる37の習慣』(KADOKAWA)など 【有田秀穂氏】 脳生理学者。東邦大学名誉教授。セロトニン研究の第一人者で、メンタル・ヘルスケアを行う「セロトニンDojo」の代表も務める。著書に『脳からストレスを消す技術』(サンマーク文庫)など ― 超お手軽に[幸福になる]方法 ―
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「すぐにやる脳」に変わる37の習慣

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