続いては「彼が早漏すぎて困っている」という27歳の女性。文字通り“三こすり半”でイッてしまう彼に不満を抱く彼女に対し森林氏は、「彼のペニスを使ったオナニーではなく、彼氏とふたりでSEXをしているということを忘れないように」と男性を責めないようアドバイス。そのうえで、“集中力をコントロールさせる”スキルなど早漏改善策をいくつか解説している。 　また、「相手が途中で萎えちゃったらどうするのが正解？」という悩みも。いざ本番というところで萎えてしまった相手に対し「なんだかごめんね」と謝ってしまったという30歳の女性。森林氏は「萎えた男に対して女性が責任を感じる必要はまったくない」と女性を励ましたうえで、それでも男のプライドのために「チンコ勃たずとも相手は立てるべし」とアドバイスを送っている。 そのほか、 「彼が前戯をろくにせずに挿入しようとしてくる」 「風俗サイトを見る彼にモヤモヤする」 「終わるとすぐにテレビを観る夫。男は後戯が面倒なの!?」 「『俺、何番目に気持ちいい？』と聞いてくる男へのベストアンサーは？」 　などの悩みが続々登場。「身につまされる」という男性も少なくないのではないだろうか!? 　ビジネスシーンであれプライベートであれ「まずは相手をよく知ること」が人間関係の鉄則。ことSEXも同様で、女性が性に対して何に頭を悩ませているかを知れば、きっとより充実した性生活につながるはずだ。女性読者を想定して書かれたというこの森林氏の書籍だが、じつは男性読者こそ読むべき一冊なのかもしれない。 ＜取材・文／日刊SPA！取材班＞