1500℃の炭釜に生身で放り込まれる…韓国式サウナを体験【サウナ愛好家たちによる「俺のサウナ」を探す旅】
5分も粘れたか……というところで穴倉から脱出、そのまま氷点下のアイスサウナへ直行します。部屋中に張り巡らされた液体窒素が氷の世界を形成。男女混浴が基本の韓国チムジルバンでは、これが水風呂の代用です。これでも十分快感指数は高いのですが、やはり水風呂特有の、母親の胎内がごとく気持ちよさにはかないません。事前リサーチによると、日本のサウナオピニオンの多くが「韓国の水風呂は冷たくない」といいます。その旨を伝えるとP氏の瞳がギラリと光り、「それでは、漢江の奇跡をお見せしましょう」と続いて紹介されたのが東大門にある「SPAREX」というお店。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1229722
赤外線のチムジルバン&アイスサウナを3セット。その後、別階の浴室へ。水が流れ落ちる円形の水風呂は「14℃」。これは、日本国内でもかなり冷たい水温設定です。ちとぬるめのフィンランドサウナとセットで楽しみ、最後は洞窟状にしつらえられた寝床に沈没。暗い穴倉からイチャつくカップルを眺めつつ「俺が入る“穴”はサウナで十分」と嘯くソウルの夜でした。
撮影・協力/小野田 衛 PYO JUSIK
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【森の中の韓方ランド・炭釜24時】
住:ソウル市西大門区奉元洞51
電:02-365-2700/1
営:24時間(3~7時まで炭釜清掃)
料:1万ウォン~
地下鉄新村駅3番出口から7024番のバスに乗車。終点の奉元寺駅の目の前
【SPAREX】
住:ソウル市中区乙支路6街18-21 グッドモーニングシティビルB3
電:02-2118-4400
営:24時間(夜中に風呂掃除時間あり)
料:8000ウォン~
地下鉄東大門歴史文化公園駅14番出口目の前
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