更新日:2017年11月24日 23:46
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本場フィンランドの“本物のサウナ”を日本で味わい尽くす!【サウナ愛好家たちによる「俺のサウナ」を探す旅】

―[「俺のサウナ」]―

熟練のスタッフ2人がタオルで熱波を送りまくるダイナミックロウリュが人気。熱波を10回も“おかわり”する人多数!

 仕事を終えるや否や縮こまったその羽を伸ばし、ネオンきらめく繁華街で「俺の夜」を舞うのは楽しかろう。しかし私からすれば「夜だけなの?」。サウナ愛好家=サウナーは昼夜を問わず「24時間」いつだって飛べるのだから。短期集中連でお届けするSPA!サウナ部員による「俺のサウナ」。まずは最近サウナにハマったばかりの私の話をお聞きいただきたい。

熱波を食らったサウナー、水風呂に恋い焦がれる――記者・ワルメガネ(36歳)

 それは徹夜明けに訪れた銭湯でのこと。風呂に浸かり、サウナに入る人々を眺めていると、彼らの行動に一定のパターンがあることに気づく。「サウナ→水風呂→休憩」を何度も繰り返している。サウナ直後は苦しい顔をした彼らも、水風呂や椅子で休む際は恍惚の表情を浮かべるのだ。マネしてみるとその3つがセットであり、繰り返すことでトランス状態とも呼ぶべき快感の境地に至ることを知った。私は「もっと気持ちよく!」との思いを胸に、年700回以上サウナに通うプロサウナー・ヨモギダ氏に接触、「作法」を聞いた。 「休憩するためにサウナと水風呂があると言っていいほど休憩は大事です。交感神経と副交感神経のバランスが取れ、興奮と眠気を同時に味わうような快感を得るのも休憩中。それぞれ何分入るか何セット行うかは個人の自由で、気持ちよくなるまで繰り返すのみです」 ⇒【写真】はコチラ(サウナの入り方)
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1212857

「サウナ」で気持ちよく汗をかき体を温める。

その後、汗を流したら「水風呂」に浸かり、火照った体を常温に戻す。

きちんと「休憩」を挟み、またサウナに入るのが基本。個人差はあれど数セット行うことでとてつもない快感が訪れる

 サウナは’64年の東京五輪を機に日本全国に普及したと言われているが、発祥の地はフィンランドだ。ヨモギダ氏の「日本で本場を味わえる最高の施設がある」との情報を基に、西へと向かうことにした。
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本場フィンランドを日本で味わい尽くす
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【神戸サウナ&スパ】
住:兵庫県神戸市中央区下山手通2-2-10
電:078-322-1126(メンズフロア)
営:24時間営業(10~12時浴場清掃)
料:2700円(深夜時間帯割増あり)
カプセルホテル、フィットネスジムも併設。
www.kobe-sauna.co.jp
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