──DaiGoさんは、これまでダイエットに取り組んだことは？ DaiGo：僕は小1から中2までいじめられていたんですけど、その頃はずっと太っていたんですよね。だけど中2のときに自分の母親をバカにされたことがきっかけで、我慢の限界がきて、相手に足元にあったナタをぶん投げてしまったんです。幸い、コントロールが悪すぎて僕の後ろに飛んで行ったんですが……それがきっかけで周りの目も変わりました。 Yu：そりゃ変わるでしょうね。「あいつ、キレたら何するかわからねぇぞ」って（笑）。 DaiGo：それで自分でアクションを起こせば、本当に世の中は変わるんだってことに気づいたんです。だからA4の紙を半分に折って、左側に「今までの自分」を、右側に「これからの自分」を書きました。左側には「太っている」「メガネをかけている」「黄色が好き」とか記入していって、右側はすべて左側と逆にするんです。実際、すぐにコンタクトレンズに変えたし、着る服もいまだに青系のものばかりです。要は目標を明確化していくってことですよね。 Yu：ちなみに、そのときはどうやって痩せたんですか？ DaiGo：まだ中2じゃダイエットの知識もなかったですからね。「走る」とか「ジュースをやめる」とか、その程度でしたけど（笑）。でも日々の行動を変えていくと、気づいたら見た目も勝手に変わっていくものなんですよ。痩せることを目標にするというより、痩せるために日々の行動を変えていくというイメージ。 Yu：なるほどね。僕自身は、ダイエットを始めようと思った強いきっかけは特になかったんですよ。周りから痩せろって言われたり、肝臓の数値が悪かったということもなかったですし。ただ、途中から自分の身体が変化していくことが楽しくなってきたんです。ダイエットって継続が大変じゃないですか。僕の場合、継続することのモチベーションっていうのは“証拠”ですよ。「自分で考えた通りの効果が実際に現れたな」という証拠が欲しいんです。