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鳥越俊太郎「都知事選に出たことは後悔していない」――公約が“後付け”になったワケ

今夏、東京都知事選への出馬をきっかけに公約がはっきりしないことへの批判、女性問題報道などで世間を騒がせ、時の人となった鳥越俊太郎。結果的に大差をつけられ敗れるも、メディア露出を再開し、ニュースの現場に舞い戻ってきた。 鳥越俊太郎――生活は変わりましたか? 鳥越:正直、仕事は減りましたね(笑)。年とともに、レギュラー番組がなくなっていったけど、都知事選に出たことでキャンセルがいくつか出てしまいました。 ――後悔されているんですか? 鳥越:いや、後悔なんてしてませんよ。あのときは、「出なきゃいけない」と思っただけ。僕は昭和21年に小学校に入っているからね、戦後のことは全部知ってるわけよ。その“戦後1期生”からすると、信じがたいことが起こった。改憲勢力が7月の参院選で3分の2議席を獲得した。衆院でも3分の2の勢力を有しているから、憲法改正の発議が可能なわけ。これは戦後初のことで、60年安保闘争で学生運動をやった僕らの世代からするともう一大事なんです。
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誰も安倍政権にものが言えなくなる。だから「出なきゃ」と
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