鳥越俊太郎「都知事選に出たことは後悔していない」――公約が“後付け”になったワケ
今夏、東京都知事選への出馬をきっかけに公約がはっきりしないことへの批判、女性問題報道などで世間を騒がせ、時の人となった鳥越俊太郎。結果的に大差をつけられ敗れるも、メディア露出を再開し、ニュースの現場に舞い戻ってきた。
――生活は変わりましたか?
鳥越:正直、仕事は減りましたね(笑)。年とともに、レギュラー番組がなくなっていったけど、都知事選に出たことでキャンセルがいくつか出てしまいました。
――後悔されているんですか?
鳥越:いや、後悔なんてしてませんよ。あのときは、「出なきゃいけない」と思っただけ。僕は昭和21年に小学校に入っているからね、戦後のことは全部知ってるわけよ。その“戦後1期生”からすると、信じがたいことが起こった。改憲勢力が7月の参院選で3分の2議席を獲得した。衆院でも3分の2の勢力を有しているから、憲法改正の発議が可能なわけ。これは戦後初のことで、60年安保闘争で学生運動をやった僕らの世代からするともう一大事なんです。

1
2
![]() |
『週刊SPA!11/22号(11/15発売)』 表紙の人/ トリンドル玲奈 電子雑誌版も発売中! 詳細・購入はこちらから ※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める! |
【関連キーワードから記事を探す】
大ヒットした『RRR』主演俳優が語る、インド映画躍進のワケ「日本のファンの愛情もすごいよね」
ヒカル×入江巨之「視聴者ファースト」で上場を諦めた真相。“1週間に10億円”売り上げる男が語る革新的経営
「だからイジメられたんだろうが。学習しろよ!」友人の言葉に絶望した20代女性。職場で起きた“壮絶トラブル”の結末
元SKE48・高柳明音「集大成ではなく“はじまりの一冊”」3rd写真集『あかねのそら』から始まる20周年に向けた夢
SKE48・熊崎晴香「全員が主役」12人選抜で見えたメンバーそれぞれの可能性
シリアで拘束された安田純平氏、今もパスポートが取れない日本の異常
不倫疑惑をスクープされ大統領になれなかった男――実話サスペンスを主演ヒュー・ジャックマンが語る
いまだにある「シリアで解放された安田純平さんへの批判」に佐藤優が答える
戦場ジャーナリストが命を懸けて頑張るのは日本社会にとって良いことでは?/ひろゆき
安田純平氏インタビュー・帰国会見で語り切れなかった真相「拘束中はずっと“無理ゲー”だった」
最も「Wikipediaを見られた人」月間ランキングTOP5―石破茂を抜いて1位になったのは誰?
配車アプリUberを日本で使える日は来るのか。ライドシェア推進派・小泉進次郎氏と慎重派・辻元清美氏を直撃
ビックモーターが観光スポット化!? 事件の意外な余波を追う
北朝鮮、8月17日に国境開放か? 平壌往来再開で観光業も復活の兆し
“コロナの女王”岡田晴恵がオミクロン楽観論に警鐘を鳴らす「自宅療養と仕事継続の準備を!」
日本国憲法によって日本の伝統は“リセット”された? 上念司氏が語る教科書に載らない戦後史
世界195か国の憲法を研究して知った「世界の変わった憲法」7選
同性婚をやりたいなら、堂々と憲法改正を訴えよ/倉山満
どの命を救うのか、決めるのは予算の都合だ。どこかで諦めねばらない/倉山満
令和初の恩赦、実際に恩恵を受ける人とは? 法学者に聞く
統一地方選・「維新躍進」の”特殊性”<著述家・菅野完>
「救済法案」成立に見る、岸田総理の覚悟<著述家・菅野完>
統一教会より悪質な 「民主主義の敵」<著述家・菅野完氏>
中国が台湾に本気のサイバー攻撃を仕掛けないわけとは?
立憲民主党・馬淵国対委員長の信じられない「怠慢」
鳥越俊太郎「都知事選に出たことは後悔していない」――公約が“後付け”になったワケ
都知事選の政見放送で放送禁止用語を連呼した男・後藤輝樹氏「政治家になれないのであれば死にたい」
普通の40代会社員が選挙に出馬、落選後に待ち受けていた悲惨な日々