美人なのに一流になれない“三流キャバ嬢”の欠点
さらに「人の顔を覚えるのも苦手」と、告白する亜美さん。これに対して、「気配り命のサービス業に彼女は根本的には向いていない」とムーギー氏はバッサリ。「顔のよさに頼りすぎたツケがきているのでは?」と指摘する。
「接客業の本質は“期待以上のサービス”です。美しいからこそ、中途半端な接客は『調子に乗ってるな』と思われやすくなってしまう。お客を単なる金づると思わず、長期的な信頼関係を築こうとする習慣、考え方が大切です」
今後はマネジャー業など、接客ではなく、管理する側に立つことが目標だという亜美さん。これに対し、「マネジャーになる準備が全くできていません。管理職こそ、気配り命です」とムーギー氏は注意を促したのだった。
●ココを直せば脱三流!
一流の接客には期待を超えたサービスが必要
【ムーギー・キム氏】
’77年生まれ。慶応大学卒。INSEADにてMBA取得。外資系金融機関、コンサルティングファーム、投資ファンドなどで働く。3冊の著書は累計45万部の大ベストセラーに
― [三流な人々]改造計画 ―
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