パートナーといつまでもセックスし続けるには?
付き合って、あるいは結婚して数年もたつと、マンネリになるのは避けられない――そう思ってませんか? でも、エネルギーやお金をつぎ込んでゲットした今のパートナーと、衝撃的に気持ちいいセックスを続けられたら、コスト的にも、人生の質的にも素晴らしい! そこで、付き合いが長くても、飽きるどころか快感が増しているというカップルたちに取材を敢行。いったいどんなプレイや工夫をしているのか!? これまで恋愛・セックスなどの女性のさまざまな悩みを聞いてきた荻原かおる氏に分析してもらった
◆パートナーとの[気持ちいいセックス]を形作るもの
これまでの取材を振り返るとみなさん、どれほど好き者で、どれほど過激なことをしているかと思いきや、意外と普通のセックスをしているではないか。結局、“パートナーとの衝撃的に気持いいセックス”って何なのだろう。
「みなさんのセックスの内容を聞いていると、バリエーションはだいたい決まっています。でも、どなたもすごく満たされているんですね。その意味するところは、安心できる相手とリラックスしてできることが、“気持ちいいセックス”につながるということではないでしょうか。安心してエキサイトできるってことでもありますね」
と、荻原氏。そのうえで、シチュエーションをうまく活用することが、いいセックスにつながるという。
「出会ってから16年経った今でも充実したセックスライフを送っているという清水さん(仮名)のように『同じ相手とは飽きるもの』という事実をいったん受け入れれば、世界がひらけますよね。『違う人みたい』というシチュエーションを意識的につくろうと努力するようになりますからね。浮気で解消するよりもずっといいです。衣装もそうですし、場所を変えてみるのも効果的。二人が初めてデートした場所へ行ってみるとか、できることはたくさんあります。私がカウンセリングしたご夫婦も、『部屋でピンヒール』なんて工夫をしてる方がいましたよ」
⇒【清水さんの例】16年たってもほぼ毎日!それはたゆまぬ努力の結晶!
https://nikkan-spa.jp/124988
ただ、会話はあって仲がいいけれども、セックスはないというカップルも増えているようだ。
「会話の時間が多いのはいいことなんですが、男と女であることを大事にしているかどうかでメリハリが変わりますよね。『妻の愛に応えるために常に満タンにしている』という井上さん(仮名)のように、『干してある下着で女を感じなくなる』という男性は多いようなので、奥さんに見えないところで干してもらったりすると効果があるかもしれませんよ。それと、セックスについてオープンに語り合えていますか? それがないといつまでも不完全燃焼のままで、よりよいセックスへ向かいませんからね。女性側も意識して努力しないと、変わっていかないところでもあるのですが、抵抗感のあるところでもあります。ここは男性に先陣を切ってもらえたら、女性も自分のことを話しやすくなるはず。まずは自分のしたいことを打ち明けてみてはいかがでしょうか。『この人とならできる』ということが必ずあるはずですよ」
⇒【井上さんの例】妻の愛に応えるために常に満タンにしている
https://nikkan-spa.jp/124989
こうした姿勢は、これからパートナーを見つける人にとっても欠かせないと、荻原氏は強調する。
「うまくいっている人は、パートナーと対等に話し合えているんです。逆に『自分が主導権を握れるから』といった理由で相手を選ぶと、対等な関係が築けないので、セックスも発展していきません。こうなると飽きがくると思います。体の相性も大事ですが、自分の好みを見据えたうえで、オープンに話し合える相手を選ぶことでしょうね」
【解説】荻原かおる氏
’99年に女性向けラブグッズショップ 「ラブリーポップ」(http://makeloveforever-jp.com/)をオープン以来、恋愛、セックスなどの女性のさまざまな悩みを聞き、 その数1万人以上。近著に「いつまでもメイクラブする方法」(扶桑社刊)など
― パートナーと衝撃的に気持ちよくSEXする技術【10】 ―
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