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告発 女子高生カフェの元店員 がブチ切れ!

「給料は払われないし、ホテルに連れ込まれたコまでいた……。 結局、いいように使われただけです。マジでふざけんな!」

怒れる女子高生。右からMさん、Kさん、Sさん

 現役女子高生のKさん(18歳)らは、そう怒りをブチまけた。その矛先は、彼女たちが働いていた千葉県K市のカフェバー「J」のオーナー(30代男性)に向けられている。 「店員は全員、現役女子高生」――。そんな謳い文句とともに人気を博すその店は、カウンター越しに女子高生が酒をつくるサービスを売りにしている。当時の店のキャストは20数人。だが今年4月、Kさんらも含めたキャスト全員が辞める事態になった。 「2月以降に給料がまったく払われなくなったんです。こういうお店ではよくあることだと思うんですけど、その原因がオーナーの使い込みだった。しかも違法賭博で」  未払い給与は2~4月分で、総額約90万円。怒った店員の女子高生たちはオーナーへの直談判を試みたが、「文句ばかり言われて終わった」という。だが、それで泣き寝入りする彼女たちではなかった。 「もうラチがあかないと思っていろんな人に相談し、労働基準監督署に連れて行ってもらったんです。今はそこからオーナーにプレッシャーをかけてもらっています。みんなのタイムカードも集めて証拠はあるし、全額取り戻すまで諦めません!」 未払いのみならず、性的いやがらせまで  結束してオーナーとの対決姿勢をとる彼女たち。お互いに情報交換をしたところ、勤務時代に各々がオーナーからさまざまな被害を受けていたころもわかったという。同じく元店員のSさんが話す。 「胸とかお尻を触られるのはしょっちゅうありました。けどそれだけじゃなくて、実は、勤務後の送迎中にオーナーに無理やりホテルに連れ込まれたコもいたんです。なんとかヤラれなかったみたいだけど、ハダカで抱き付かれたりしたって……。見た目はチュートリアルの福田をもっとブサイクにしたようなヤツなんですけど、マジできもい!」  ほかの元店員Mさんも証言する。 「帰り際に捕まって、なぜかバーに連れて行かれると『本気で好きなんだ』って告白されたコもいたみたいで……。もう、ムカつくとか通り越して逆に笑えますよ」  女子高生をバーで口説くその発想もすごいが、この悪徳オーナーの蛮行は今でも続いているという。前述のKさんが話す。 「その店は今でもスタッフを入れ替えて営業中です。現役のコに聞いてみたら、私たちの頃にはなかった『スクール水着デイ』や『体操服デイ』とか、過激なサービズをやらされているって……。コレ、問題じゃないんですか!?」  彼女たちは今後、労働基準監督所の立会いのもと、悪徳オーナーとの話し合いに臨む予定だという。「これ以上、被害者を出さないためにもがんばります!」(Kさん)。その勇気ある行動に、心からエールをおくりたい。 取材・文・撮影/A山
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