更新日:2022年08月22日 02:34
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トランプウォールで話題の“メキシコ国境の街”はどんな街なのか? ドラッグ、売春、全裸の金髪美女たちが…

メキシコで唯一存在する「政府公認」の売春街

 ティファナにある「売春ストリート」は国境から1kmぐらい奥地に進んだところにある。比較的、街灯の少ないティファナの街だが、いきなりネオンが煌々と輝いた一角が現れる。その道にはゴーゴーバーが隣接し、大勢の売春婦たちが立ち並んでいた。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1285982

ゴーゴーバーは深夜がコアタイム。大勢のアメリカ人やメキシカンが往来。また、警察のサイレンが常に鳴り響いているのも印象深い

売春婦たちが、ほぼ等間隔で並んでいる

1本路地をそれると、劇的に治安が悪くなる

 ここはメキシコで唯一売春が公認の街なのだ。そして売春婦は全てスパニッシュ系で、モデルのような美女もいればデップリとした女の子、そしてニューハーフまで様々だ。  年齢も16歳ぐらいと思われる少女から40過ぎの熟女まで幅広い。記者が通りを歩いていると、「家で子供が待っている。生活費を稼いでるの」なんて語りかけてくる女の子が。年齢を聞けば、まだ18歳だった。  では、彼女たちはそういった行為でいくら稼げているのか。金額を聞いて驚いた。なんと、わずか20分20ドル。そしてホテル代は4ドルという格安なのだ。ちなみに売春婦たちが使用するホテルは、シャワーはなくベットが1つあるだけの、まさにヤリ部屋のようなホテルだという。  そんな彼女たちの怪しい誘惑を振り切る。そしてタコスの屋台で小休憩をしようと思えば店主のオッサンがこう言う。 「ここにはなんでもドラッグが揃っているぞ。コーク、クラック……」  頭がくらくらする……。それでも最後に力を振り絞り、ティファナで1番客を集めていると言われるゴーゴーバー「Hong Kong club」に潜入してみることにした。

プレイボーイ誌も顔負けのゴーゴーバー

 基本どのゴーゴーバーもエントランスフリー。入念なボディチェックを受けてから入店する。すると目にした光景は、想像を絶していた。  なんと、プレイボーイ誌に出てくるよな白人女性2人が、ステージで泡まみれになりながらレズプレイを繰り広げているのだ。もちろん全裸なのは言うまでもない。そして、広大な店内には100人以上の水着美女たちが忙しく行き来している。至る所にはポールのステージがあり、激しく踊る。  メインステージは2つ。そこでは先ほどのレズプレイや華麗なダンスを披露。それを取り囲むようにメキシカンやアメリカ人がお酒を飲んでいるのだ。客層はあからさまにギャングっぽい連中から一般人まで様々だ。よくよく観察してみると、ここでのチップは全て1ドル札。おひねりとして女の子に挟んであげると、手厚いサービスが待っているようだ。  私が行った時のレートは「1ドル=106円」。要するに、缶ジュース以下の値段でフィーバーできるらしい。もちろん、派手にバラ巻いている輩もいるが、それでも2000円はいかない程度であろう。だが、何よりも驚いたのは、女の子たちがみな生き生きと働いている、その表情だった。ラテンの国ゆえなのか……。  ここはゴーゴーバー。つまり、店にいる女の子は全員お持ち帰りが可能ってことだ。記者が4~5人の女性に聞き込み調査をした限りでは、値段も30分で70~100ドルと幅がある。ちなみに、店内にはVIPルームまであり複数プレイも……。その後、あらゆるゴーゴーバーに入ってみたが、全て同じシステムだった。

ゴーゴーバーの昼の姿。24時間稼働している店も

娼婦たちも24時間営業

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今後は治安の悪化が懸念される
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