“性産業”で働く人々の月収はいくら? 愛人クラブ社員、AVの女性エキストラ…
また、同じ業種でも大きく給料に差が出るのが乱交パーティの主催。主催歴15年の田邉浩二さん(仮名・45歳)は、主催者にもアマとプロが存在すると話す。
「風俗嬢を雇い、単独の男性客を相手にさせる商業目的の主催者はプロ。素人のカップル・夫婦交換をさせるパーティの主催はアマです」
田邉さんを含むアマの乱交パーティは身内限定。紹介でしか入れず、面接アリと厳重だ。
「情報漏えいが怖いので、単独男性客も5~6人が限度。カップル参加料は5000円程度だし、会場のホテルやハプニングバーを借りるのにも20万~30万円かかります。儲けはほぼゼロ」
一方、プロ側は日当5万円ほどで複数の風俗嬢を集め、男性客からは入場料2万円を徴収する。
「ホテル代など雑費を引いても、一日50万円ほどの売り上げになるそうです。ただ、不特定多数を招き入れるから、それだけ逮捕のリスクも高い。そのため、日当5万円ほどで、ひとまず身代わりとなって逮捕されるバイトの受付係を雇っているそうです」
シビアな世界だが、それが儲けに直結するのだ。
<愛人クラブ社員>
月収30万円
勤務時間:10時~深夜
平均労働時間:14時間/日
労働日数:24日/月
特記:売春斡旋で逮捕リスクあり
<女性AVエキストラ>
月収30万円程度
勤務時間帯:朝~深夜まで
平均労働時間:1~3時間/日
労働日数:25日/月
特記:脱ぐほどギャラが上がる
<乱交パーティ主催者>
月収10万円程度
勤務時間帯:12~24時
平均労働時間:12時間/日
労働日数:1/月
特記:参加者が少ない場合は儲けナシ
― [アングラ職業]の給与明細 ―
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