デート・合コンで遭遇した「イケメンなのにドケチ男」の実態 女性たちが怒りの告発
コンパ後のデートでは、さらにケチ伝説が続く。Yさん(26歳)がコンパで知り合ったのは20代後半の建築士の人で、もちろんイケメン。コンパでは終始2人で盛り上がり、その後デートに誘われた。
「コンパでは共通の趣味である映画の話で盛り上がったこともあり、初めてのデートは映画に行くことになりました。前売りのチケットを用意してくれていて、キュンとしましたね。その後はカフェで映画の感想を話し合って、時間も忘れて盛り上がりました。そして、帰り際にお会計となった時に、『映画代1800円と映画館のドリンク300円、それとここの会計で~』とすべてを請求してきました……。カフェ代は10円単位までというところにも引っかかりましたが、映画代も前売り料金じゃなく正規の金額を請求してきましたからね。笑顔で別れて、すぐに携帯番号を削除してやりました」
さらにYさんは別のタイプのケチ男とも出会ったという。異業種交流会で知り合った30代後半の男性はスーツの良く似合う大人の雰囲気があり、スポーツメーカーに勤めるエリート。もちろんイケメンだったそう。その後デートに誘われて待ち合わせをしたところ……。
「最初に彼を見つけた時は失笑でした……。オーバーサイズのダサい柄のTシャツに、黒の綿パンを着ていました。スーツではあんなにスマートだったのに、私服がダサいタイプかぁ~と辛くなりました……。でも、さらにドン引きすることに、そのTシャツは会社でもらった企業スポ―ツのサンプルだったんです。もう一緒に歩くのが恥ずかしかったですよ。さりげなく服はどこで買っているのか聞いてみると、『会社でたくさんもらえるからね』と言ったんです。何事にもお金をかけないタイプなんだと思ったらもう面倒臭くなっちゃって……。その日のデートは公園や、チェーン店の安い居酒屋と、終始苦痛でしたね」
いくら顔が良くても、ケチは無理。女性たちの当たり前の結論がこれだ。非イケメンでもケチは当然無理だろう。ということは、ケチという同じマイナスポイントにイケメンかどうかは関係ないのだ。非イケメンはコンパでケチなイケメンがいた場合、割り勘でも1000円単位、少し多めに気前よく払うことでイケメンに勝てるかもしれない。
取材・文/藤 文子
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