更新日:2022年10月05日 23:57
エンタメ

中学生女優・平塚麗奈が演じた“14歳の夏”「最後のシーンを見て自分でも泣いてしまいました」

だれもが経験する“中学生時代の夏”

<ぼくらはまだ、あの夏から出られない。>

 だれの心にもある甘く、苦く、切ない思い出……。今回の作品は、中学生の少年・少女たちの夏を描いた物語である。平塚さんも宏美と同じ中学生。果たして、その素顔とは? 平塚麗奈 ――平塚さんが今後やってみたい役を教えてください。 平塚:いままで2つの映画に出させていただいてます。ヒロイン役と、ヒロインのライバル役をやっているのですが、どっちも少し生意気だったり気が強い性格で。だから、次はすごく優しい性格とかキャピキャピした役をやってみたいですね。 ――ちなみに、本来の平塚さんはどちらの性格なんですか? 平塚:うーん、どっちなんでしょう(笑)。とりあえず自分ではそう思わないんですが、まわりからは“天然”って言われることもあります。靴下を左右反対に履いていたことも……。 ――映画のなかでは「夏」でしたが、プライベートでは今年の夏はどう過ごされましたか? 平塚:今年はお祭りや家族旅行で岐阜に行ったり、とっても満喫しちゃいました。でも、じつは受験生なんです。途中でさすがにヤバいと思って勉強をはじめたら、みんなが先に頑張っていて……ちょっと焦った夏でした。 ――『レミングスの夏』は、青春の物語でもあると思います。では、平塚さんにとって「青春」とは? 平塚:青春と言えば……恋というイメージですよね。『スカッとジャパン』(フジテレビ)というテレビ番組の「胸キュンスカッと」というコーナーが好きで。女子同士で喧嘩したり、悪役が出てきて男の子と女の子の仲が悪くなるんですけど、男の子がキュンとするセリフを言ってカップルになる、みたいなのに憧れます。でも私自身は好きな人もいないし、そういう経験もないんですけど。でも「女の子は恋をすると綺麗になる」って言うじゃないですか。だから、漫画のイケメンとかを見てキュンキュンしてます(笑)。 平塚麗奈――週刊SPA!(日刊SPA!)は、サラリーマンの読者が多いのですが、働いている男性についてどう思いますか? 平塚:スーツが似合う男性はカッコいいなって思います。私は人間観察が好きで、電車のなかでサラリーマンの男性を見ていると、朝・昼・晩と違った表情をしていて。うちのお父さんも朝は早くて夜は帰りが遅かったり、普段はすごく疲れていると思うんですけど、それでも休日に私をどこかに連れていってくれたりして。だから、お父さんも含めて、サラリーマンの皆様には「ありがとう」って感謝の気持ちでいっぱい。お仕事大変だと思いますけど、頑張ってほしいなって! ――では最後に、将来の夢を教えてください。 平塚:もともとはモデルになりたくて芸能界に入ったんですけど、演技もやらせていただいて、今すごく楽しいんです。表情や気持ちを表現することだったり、モデルも女優も「演じる」という意味では共通していると思うので、両方頑張っていきたいです。将来は海外でも挑戦してみたくて、英検の勉強もしています。この前、準2級を受けたら合格まであと2点足りなかったので、次こそはって思います。私、イメージをすることが好きで、じつは自分がおばあちゃんになったときのことまで考えていたりするんです。だから、色んなことに挑戦して、将来の可能性を広げていきたいと思います。 平塚麗奈 <取材・文/藤井敦年、撮影/山川修一>
明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
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●映画『レミングスの夏』
監督・脚本:五藤利弘
原作:竹吉優輔『レミングスの夏』(講談社文庫)
出演:前田旺志郎、菅原麗央、平塚麗奈、瑚々、桃果、遠藤史人、城之内正明、たくみ稜、椋田涼、中村ゆり、スネオヘアー、田中要次、渡辺裕之 ほか
http://www.lemmings72.com
2017年10月1日(日)より東京・ユーロライブにて公開 ほか全国順次
※10月1日(日)渋谷・ユーロライブの朝8:30からの回上映後と朝10:25からの回上映前の舞台挨拶に登壇予定。
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