TwitterやInstagramなどのSNS上で、多大な影響力を持つ“インフルエンサー”と呼ばれる個人の存在感が増しつつある2017年。 　興味深いのは、そこでは従来のテレビを中心として作られていた芸能界とは全く異なる秩序が形成されていることだ。 　実は、SNS上においては、テレビで露出度が高いタレントほど、人気を集めているわけでは決してない。むしろ、そこでカリスマ性を持つのは、読者モデルや女子大生など、フォロワーたちにとって距離の近い、身近な存在の女性たちだ。 　そんなインフルエンサー全盛期の現代において、とりわけ“怪物”と言っても過言ではない女性たちがいる。 　その名は、CYBERJAPAN　DANCERS（サイバージャパンダンサーズ）。

CYBERJAPAN Staffさん(@cyberjapan)がシェアした投稿 – 2016 3月 20 12:53午前 PDT

　2000年頃に結成された約20名からなるこちらのダンスグループの正体は、クラブやフェスでのイベント時にはほぼ毎回といってよいほど登場する、プロのゴーゴーダンサーユニット。 　Instagramのハッシュタグで「＃cyberjapan」「＃cyberjapandancers」で検索すると、ヒット数は140866件、2人のInstagramの総フォロワー数はおよそ82万人にのぼる（2017年10月25日現在）。 　Instagram上で高い人気を誇る「＃ブルゾンちえみ」が98895件、「＃渡辺直美」が60089件なので、いかに彼女たちが人気かおわかりいただけるだろう。まさに彼女たちは今、もっとも“いいね”を押されてるゴーゴーダンサーなのだ。 　中でも、同グループを牽引するのが、大阪出身の2人姉妹、「かなへー」こと姉・渡辺加苗と、「かずへー」こと妹・渡辺加和の通称“渡辺シスターズ”だ。 　そんな人気爆発中と言っても過言ではない同グループだが、渡辺シスターズ含め、彼女たちはInstagramやTwitter以外の場ではほとんど露出がないため、普段の私生活や恋愛事情など、ステージ上以外の姿は謎のベールに包まれている。 　一体、彼女たちは何者なのか。 　今回、日刊SPA!取材班は、世界中のステージを飛び回る彼女たちとの接触に成功。 　渡辺姉妹の2人に、知られざるプライベートから、意外な休日の過ごし方まで、詳しく話を伺うことに成功した。 　話の聞き手は、今年「This is 一体感」で共演した現役HipHopユニットリーマンマイクのメンバー、神秘氏。 　「合コンでのお持ち帰りはマナー」「仕事ができるかどうかは合コンの振る舞いで一発でわかる」など、数々の迷言を残す同氏に、謎に包まれた彼女たちの姿に迫ってもらった。 ――（神秘）サラリーマンの聖地、ここがオフィスね。CYBERJAPAN　DANCERSは、普段オフィスなんて、ほとんど来ないでしょ？

渡辺加苗 Kanae Watanabeさん(@watanabekanae)がシェアした投稿 – 2017 10月 20 2:11午前 PDT

かな（かなへー）：来ないです！すごい！みんな、めっちゃ仕事してる！ かず（かずへー）：仕事してるー！（笑）　今日はオフィスで撮影するって言うから、2人でOLっぽい格好してきたんですよ！ ――それ、ぜんぜんOLっぽくない（笑）　俺たちリーマンマイクにとって、パソコンと言えば、冬のボーナスと並んで大事なものだけど、2人はパソコンの電源の入れ方もわかんないでしょ？ かず：うん、わからん！　もしこういうオフィスで仕事したら、なんでもかんでも上司に聞いちゃうかも！ ――セクシーに聞いてくれるなら大歓迎！　でも俺はドSだし、かずへーにはパソコンの使い方を簡単に教えないで焦らしちゃうかもな。 かず：それは困ります！ ――かなへーもかずへーも、恋愛では焦らされるの、好きでしょ？ かず：それは…エロい質問ですか？　まあ、ええとして、かずへーは焦らされて焦らされて……のほうが好き！　でも、焦らされて何もされないのは最悪やけど。ただ、今までの恋愛を振り返ると、待ってるより、自分からすぐ告白しちゃうタイプですね。 ――かなへーは？ かな：かなへーは告白されたい派です！　自分が好きになった男の人の近くにずっといちゃうタイプ。