新説[珍獣好きは美人が多い]理由
◆そもそも美人自体が、ある意味“珍獣”。誤解されがちなものへの共感がそこにある
珍獣好き女子には美人が多い――。一見、暴論にも思えるこの“新説”について精神科医の春日武彦氏は、次のように分析する。
「そもそも美人自体が標準から大きく隔たっているという意味で珍種であり、違和感のある存在。ゆえに、誤解されがちなものへの親近感、共感があるのではないか。また、これは僕の持説なんだけど、美人の前では時間の流れが遅くなる。つまり、その美しさへのためらいや緊張、嫉妬や賞賛などから、美女の周囲の言動はワンテンポ遅れる傾向がある。それに対し彼女たちはおおらかに構えている。そんな周囲との関係性は、同じく動きのゆっくりな珍獣とシンクロするように思います」
それと対照的なのは小型犬のようなちょこまか動く動物だろう。
「たぶん、そういう動物を飼いたがる美人は性格ブス(笑)。ゆとりのなさもあるし、損得勘定も見え隠れする。本物の美人は結構、無頓着で無防備。だから、好きなものは好きと、周囲の目を気にすることなく、ただ純粋にペットとの関係性に没頭できる。ある意味非常にバランスが悪いわけですが、そこが一層魅力的に映るわけです」
つまり、珍獣好きであることで、さらに美人度が増すわけだ。
とはいえ、男からしたら「爬虫類の媚びないところ、何を考えてるのかわからないのが魅力」と語る珍獣美女をどう攻略していいのかわからない。
「恋愛の成立が相互理解だとしたら彼女たちとの恋愛は難しい。でもまあ何に喜ぶのか想像がつかない超越した存在です。彼女たちがまさにエキゾチックアニマルだと思って接するしかないでしょうね」
【春日武彦氏】
精神科医、成仁病院顧問。都立松沢病院、都立墨東病院神経科部長などを経て現職。『緘黙:五百頭病院特命ファイル』『援助者必携 はじめての精神科』など著書多数
取材・文/田山奈津子 田中奈美 古澤誠一郎 港乃ヨーコ 鈴木靖子(本誌) 撮影/黒川たくや(IDEA GRACE) 落合星文 難波雄史・山田耕司(本誌)
― 新説[珍獣好き女子]は美人が多い!【9】 ―
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