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効率的に仕事を進める作業手順 計画より「チェック・評価」の視点から始めた方がいい理由

 世の中には数学や物理などさまざまな法則が存在する。どれも歴史上の賢人や科学者たちが現代の我々に残してくれた“普遍的なルール”で、それは科学の分野にとどまらない。経済活動も人の行動も、世界はすべて“一定の法則”のもとに動いているのだ。

 今回、勝ち組になるための法則を紹介。世界を支配する“ルール”を知れば、最小の努力で最大の成果が得られるはずだ。

ビジネス

最初はチェック・評価の視点から始めるべし!


「仕事に必要な資格を取りたい」「昇進のために語学の勉強をしたい」など、目標だけは設定はしても、何も実現できていない。そんな残念な事態を避けるため、多くの現場で導入されている法則が「PDCAサイクル」だ。これは、製造の品質管理のために生まれた手法で、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の4段階を繰り返すことで、業務の効率化を図るというもの。だが、これに対して、『すごい効率化』などの著書を持つ起業家の金川顕教氏は「PDCAよりもCAPDが大切」と指摘。

PDCA

PDCAは有効な手法だが、特に初めて取り組む仕事では「CAPD」の順を意識したほうがいい

「PDCAは昔から非常によく知られる手法ですが、初めて取り組む仕事は未知の部分が多いので現実的な計画が立てられず、計画倒れになりがち。例えば営業にしても、何も知らずにいきなり始めるよりも、すでに営業の現場で成績のよい先輩にヒアリングし、『どんな上手な営業をしてるのか』『ダメな営業はどんなものだったか。また、それはどう改善すればいいのか』など、評価(C)の視点から改善点(A)を理解したうえで、計画(P)を立てて実行(D)すれば、よりよい結果に結びつくはずです」

「実行」するにあたって、飛躍的に成果を伸ばしたいときは、「やみくもに一つのことに注力するのではなく、4つの要素に分割し、それぞれを20%ずつ強化するのがいい」と語るのは、ビジネス書作家の水野俊哉氏。

「例えば『店の売り上げを2倍にしたい』とき、単純に現在の客単価を2倍にしたり、顧客数を2倍にするのは無理があります。それより、『客単価』『一人当たりの来店頻度』『回転率』『営業時間』など売り上げ増に繋がる独立した要素を4つ選び、それぞれ20%ずつ強化する。客100人がそれぞれ1000円買ってくれていたら、120人に1200円買ってもらうといった具合です。いきなり2倍にはできないけど、それぞれ20%増なら可能で、結果、1.2×1.2×1.2×1.2≒2.07倍の成果になるのです」

 大切なのは、分割した要素を少しずつ強化する視点だ。

★法則の活用術:4つの要素に分割しそれぞれ20%増を!

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