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年収380万円減、ギャンブルで借金も…左遷され自暴自棄になった独身男の末路は?

うつにも似た症状で無気力になり、社会生活を放棄してしまう自虐うつ。あえて不健康や不摂生な生活を送ってしまい、最後には汚部屋から孤独死へと突き進むという。これまでの経歴や人間関係など生きてきた証しまで傷つけ、なぜ自暴自棄になってしまうのか。そんな誰もが簡単に陥ってしまいがちな心の闇に迫る!

年収380万円減で自暴自棄になって負けたギャンブルの総額は500万円!


うつ 上司からパワハラの末に出世コースから外されて左遷、年収も380万円のダウン。プラスチック部品メーカー社員の下田淳一さん(仮名・45歳)が自虐行為として選んだのはギャンブルだ。

「左遷先はただの倉庫番。完全に島流しにされた気分でした。残業もなく、暇を持て余していたときにギャンブルにハマったんです。賭け事をしているときだけは仕事のストレスから解放された。そのせいで左遷後の2年半で500万円も大金を注ぎ込み、しかも負けてしまいましたね」

 経済的自虐行為を繰り返した結果、貯めていた貯金は底をつき、銀行系カードローンの借り入れは150万円まで膨れ上がる。それでも、下田さんは「どうせ独り身だから」と気にしていない様子だ。

「ギャンブル依存症ですか? 自分はそこまでひどくはないと思います。やめようと思えばやめられるし。ただ、ギャンブル中心の生活になったせいで、生活は徐々に荒んでいるかなとは思っています。部屋のゴミも溜まってきたし、つい先日も市の職員が訪ねてきて、不在票が玄関のドアに貼られていたときには驚きました。郵便物が溜まりっぱなしだったので、近所に通報されたみたいでした」

 下田さんの両親はすでに他界。彼の生活ぶりを客観的に指摘してくれる人は誰もいない。

「死にたいとは思わないけど、生きてても仕方ないかなとは思います。とりあえず今の楽しみはギャンブルだけですね」

 生きがいを見つけられず、自虐行為に走る。さらに孤立化も進む下田さんの自虐うつは、一つ間違えば危険水域に達しそうだ。

※写真はイメージです
― 死を招く[自虐うつ]の正体 ―





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