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SKE48熊崎&鎌田 10周年でのナゴヤドーム開催を誓う

――なるほど。10年たったその先もっていう意味もあると。実際、10周年を迎えるグループにいて感じることはありますか? 鎌田:なんだろう早いなっていうのが、第一だったですね。もう10年か、みたいな。私たちは加入して6年なので、もちろん私たちがいない4年間とかもあるんですけど。 熊崎:記念すべき時にいられることも幸せだなって思うし、10周年の1枚目のシングルに6期生が16人選抜のなかに6人いるというのもすごく嬉しいし、6期生がこれから引っ張る時代にしていきたいなって思います。今回MVで今までのいろんなシングル衣装を着てるんですけど、もう卒業した先輩の衣装もあって、ファンの方によってはあのコの衣装だってわかると思うんですよ、多分。だから今までSKE48を応戦してくださったファンの方もきっと歴史を感じて楽しめるMVだし、知らない方には今までのSKE48と、これを着て踊っているコたちが今のSKE48なんだって知ってもらえると思います。 鎌田:みんながいろんな衣装を着ているんですけど、いいなって思ったのは1stシングルの「強き者よ」は(松井)珠理奈さんだけなんですよ。それも意味があるなって思いました。 ――当時「強き者よ」を歌っていた一期生も今は珠理奈さん1人だけですからね。ちなみに、ここを聞いてもらいたいっていうのはありますか? 熊崎:“僕たちの関係は 一体 何色だ”って歌詞があるんですけど、いままで当たり前だと思っていたこととかあると思うんですけど、改めてその大切さに気づいたりとか。例えば、ファンのみなさんと私たちの関係や、メンバー同士の関係。忘れかけていたものを考えるそんな曲なんじゃないかなと思います。大きな意味としては恋愛が浮かぶと思うんですけど、家族関係でもいいし、メンバー同士とか、ファンとか、周りの人々とかいろんな場面で当てはまる曲だなって思います。 鎌田:私は曲のメロディーがとにかく好きで、サビの部分が頭から離れないんです。MV撮った後、ずっと夜寝る時に流れてます。キャッチーなところも聞いた人の印象に残ればいいなと思いますし、SKE48の曲としては王道。SKE48って、恋に気づく前から、曲の終わりで恋に気づいてこれからだみたいなのが多いんです。実際この楽曲もそうで恋に気づいてないコが最後に気づくっていう過程がある。10周年を王道で勝負できるのはすごいなって思ってます。 ――らしさも出た曲なんですね。 鎌田:はい。10周年だワッショイっていうよりは、これからに向けて走っていく曲になっているので、そういう意味ではすごいスタートを切れる曲だと思います。 ――10周年で気になるのは、約4年振りとなるナゴヤドームでのコンサートの実現というのもあります。’14年の開催時はドラフト1期生のお披露目はありましたが、ちゃんとステージに立ったのは6期生まででした。 熊崎:そうですね。 鎌田:ひとつの境目のように感じています、そこは。 熊崎:6期は良くも悪くもずっと後輩根性、後輩っ気が抜けないって言われてるんです。ずっと腰が低い。でも、私たちが活躍して連れて行かなければいけないんだって思います。選抜としても。 鎌田:そうだね。連れていきます。 ――期待してますね。最後に「無意識な色」っていうタイトルなので、それぞれのカラーとかもあると思うけど、“くまっきー”の色を教えてください。 熊崎:初めて聞かれました。2人の色ですか……。なんだと思う。ファンの方は紫ってイメージなのかな。2人とも自分のサイリウムカラーに紫があるから。だけど、2人を表す色ってなるとなんだろう。 鎌田:太陽と月じゃないですけど、タイプが違っているところがひとつの魅力だと思うので同じ色ではないんですよね。なんか熊が蛍光灯とか照らしてるコで私は懐中電灯を持っているタイプなんで。 熊崎:全然、タイプが違うんです。でも真那さんの卒コンで「逆転王子様」をシンメの位置でやらせてもらった時は、収まりがいいってすごい言ってもらえて、なんなんだろうね。踊り方も全然違うんですけど。 鎌田:別に顔も似てないけど、なんか似てるねとか言われることも多いし。でも、割となんでも染まるタイプですよ2人とも。うん、なんにでも染まります。 ――見る人が見えてる色でいいと。それこそ無意識の色っていうことで。 熊崎:無意識の色です。ぜひ、皆さんの色でくまっきーを染めてください。お願いします。うん、なんかいい話風になりました(笑)。  10周年イヤーを迎えたSKE48。ふたりの活躍にナゴヤドームコンサートの実現がかかっている!? 取材・文/八木康晴(本誌) 撮影/時永大吾
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無意識の色

2018年リリースのシングル第一弾となる、SKE48の10周年イヤーに向けた記念すべき22枚目のシングル!

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