机での突っ伏し寝は避けるべき 仕事の合間に“正しく休む”方法
昨年、政府が「働き方改革」に次いで打ち出した「休み方改革」。働く日本人にとっての“正しい休み方”とは?
昼休みや仕事の合間の空き時間で効率的に休めてこそ、その後のパフォーマンスが向上し、休日が充実してくるというもの。短時間での“正しい休み方”について、精神科医で早稲田大学准教授の西多昌規氏に話を伺った。
「まず、休憩するタイミング・時間をあらかじめ決めましょう。『疲れたから休む』ではなく、『15時から30分休む』など“休む時間”をあらかじめスケジュールに組み込んでおくことです。そして、休憩するときは必ずデスクから離れること。座りっぱなしは体にもよくないですし、メリハリがつかず集中力も続きません」
そして、現代においてもっとも“正しい休み方”を妨げているのがスマホだという。
「スマホがあればどこまでも仕事に追われるほか、手持ち無沙汰になると無意識的にスマホに手が伸びるという“依存”気味の日本人も多いはず。当然、スマホをいじっていても脳は休まりません。休憩時間中は電源を切る、もしくは休憩場所に持っていかないなど、意識的にスマホを切り離す作業がこれからは必要だと思います」
デスクから離れ、スマホを絶った状態でゆったりと脱力し目をつむる。仮眠しようと机に突っ伏す人もいるが、「短時間ならばまだいいが、脳がうっ血するほか首に負担がかかるためできれば避けるべき」なんだとか。
仕事の合間の“正しい休み方”で作業効率アップ
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