更新日:2022年12月10日 18:35
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机での突っ伏し寝は避けるべき 仕事の合間に“正しく休む”方法

 また、休憩時にコーヒーを飲んでひと息つく人も多いだろうが、西多氏は「コーヒーを飲むなら休憩開始直後がベター」だと続ける。 「カフェインが効いてくるのは飲んでから30~40分後。休憩が終わる頃にちょうどカフェインで覚醒でき、スッキリ仕事に戻れます」 コーヒー《一般読者が教える独自の小休止ワザ》 ・休みたいときは「仕事に集中したいから」と社内の会議室へ。その間は電話にも応じず“一生懸命”仮眠する(製薬会社/39歳) ・カラオケ店にフリータイムで入室。PCで仕事もできるし、電話もできるし、気分転換に歌うこともできる(出版社/37歳) ・疲れたら小一時間ほど図書館へ。万一上司と遭遇しても「資料を探していた」「静かで集中できる」と言える(IT企業/35歳) ・外でのアポを可能な限りつくり、会社にいる時間を減らす。仕事は喫茶店でこなす。上司への報告はコマメに(保険会社/37歳) ・職場が近いので、疲労困憊時は一時帰宅。当然、上司と鉢合わせる心配もゼロ。2時間ほど休んでまた出社する(運輸業/40歳) ・商談場所には1時間前に行き、15分前まで仮眠。「人を待っている」という意識ゆえに堂々とできる(商社/40歳) ・社用車は休んでいると目立つからあえて使わない。電車移動で、移動中に車内で寝ることに集中している(小売業/29歳) 【西多昌規氏】 精神科医・医学博士。早稲田大学スポーツ科学学術院准教授。『休む技術』(大和書房)など著書は20冊を超える アンケート協力/リサーチプラス ― [休み方改革]で人生を10倍楽しむ方法 ―
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