学校に潜む“隠れモンスター教師”たち――他校生徒に暴力、副業で風俗経営…
しかし、暴力以上に頻発しているのがモラル崩壊によるトラブルだ。首都圏の私立高校教師の依田直人さん(仮名)の元同僚(42歳)は、匿名の密告でデリヘルの共同経営者であることが発覚。
「私立なので副業は違法じゃないですがウチの就業規則では禁止。ただし、事を公にしたくない学校は処分を下さず、発覚したのが3学期だったので“一身上の都合”という形で年度末に辞めさせた」
また、教育現場において政治的中立な立場に立たず、時として自分の思想を暴走させる教員も存在。中国地方在住で公立小学校に通う子を持つ森沢敦子さん(仮名・37歳)は、「家族がテーマの作文で、息子と同じクラス女の子が災害支援を行う自衛隊員のお父さんのことを書いたら、担任の女の先生が自衛隊批判を始めて女の子を泣かしてしまったんです」と話す。
「ほかの保護者と共に学校に抗議したところ、それが原因かは不明ですが2学期から担任が別の先生に代わっていました。教師なのだから、子供に偏った主義主張を押しつけるのはやめてほしい」
表に出てこないだけで問題のある教師は、我々の想像以上に多いのかもしれない。
― 常識崩壊する学校が危ない! ―
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